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基幹系システム向け 高信頼性S/4HANAプラットフォーム 実機実証によるホワイトペーパーをリリース
2018年7月23日(月)
2025年のSAP ERP/Business Suiteの保守期限が迫る中、S/4HANAへの移行ラッシュともいうべき現象が生じている。そしてSAP HANA®を支えるシステム基盤に目を向ければ、現行の基幹系システムと同等のサービスレベルと運用性をどう実現するのかが求められている。長い歴史に裏付けられた運用方式を持つOracle DatabaseやMicrosoft SQL Serverに対して、比較的若いとされるデータベースソフトウェアである。日本企業が基幹系システムに求めるものをどのように実現するのか。そして今、シスコシステムズと日立製作所(以下、日立)が日本市場に加え北米、欧州市場も含めたグローバルでの協業に向けて始動した。両社はどんな目標をいかに達成しようとしているのか。両社のキーパーソンが語る。
シスコが日立とSAP HANA®プラットフォームを手始めに世界的な協業を推進する狙い
インメモリーDB技術を中核としたSAP HANA®の登場は、経営情報のリアルタイム把握のインパクトから大きな話題を呼んだ。多様な事象をデータとして捉え得るデジタル化の進展に伴い、企業には競争に勝ち抜くための変革、すなわち、データをビジネス上の価値に昇華させる活動が強く求められるようになった。この状況にあって、OLAP/分析系システムの中核としてビジネス活動の機能要件を高いレベルで満たしたSAP HANA®は、データ取得から価値創出までの期間を大幅に短期化し、他社に先んじた変化対応の一手を可能にする経営の新たな武器として日本企業にも広く支持されてきた。
それから約10年。当初のOLAP/分析系システムで先行したSAP HANA®は、2025年を期限としたS/4HANAへの移行──すなわち企業における代表的なSoR(Systems of Record)である基幹系ERPシステム──の中核として採用されるケースが爆発的に増えている。そして今、SAP HANA®にまつわる新たな動きが注目を集めている。シスコシステムズと日立の協業がそれだ。
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