The Next Enterprise ICT デジタルビジネス時代の企業ICT戦略とアプローチ

ソーシャルやモバイル、クラウド、ビッグデータ、そしてIoT。今日の企業において、こうした新たなITの活用は、大半の企業にとって最優先課題の1つです。IT活用は「ITで既存ビジネスを効率化/合理化すること」から「ITで初めて可能になるビジネスを創造すること」へと急速に変わっています。端的に言えば、「従来、実践はもちろん、考えることさえできなかったことを、今日のITは可能にする。そうである以上、取り組まなければ競争劣位に陥る可能性が高い」わけです。このような状況は「デジタルビジネス時代の到来」と呼ばれます。

しかし、ここで問題が生じます。「やみくもに新たなITの活用に取り組むようでは上手くいかない。既存の情報システムと新たなITを使って構築するシステムのアーキテクチャを整理し、戦略的に取り組む必要がある」ことがそれです。では具体的にどのようにアーキテクチャを整理し、戦略を立案するべきなのでしょうか?ここでは、それを明らかにしていきます。ご期待下さい。

デジタルビジネス時代の到来

「破壊的な変化が日常に」
そんな時代を数字で理解する
「Disrupt、or be disrupted」(破壊するか、それとも破壊されるか)──。ICTのすさまじい進化と普及が世の中を変えると共に、これまで企業が手がけてきたビジネスのあり方までも根底から突き崩そうとしている。この時代に企業はどう対峙す…続きを読む
デジタル時代の企業に求められること
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今こそICTでビジネスに機動力を!
「消耗戦」と「機動戦」の両面を意識せよ
予兆や変化を素早く察知し、情報や知識を駆使して先手を打つ――企業には今、こんな“機動力”が求められる。経営環境や顧客ニーズ、競合他社の戦略、調達する資材や商品の価格、生産設備の状況など、企業を取り巻くあらゆることが時々刻々と変化…続きを読む
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デジタルビジネス時代の共創を生み出す
─インテグレーションとDBPFを力に─
ICTは日々刻々と進化し、従来のビジネスのあり方を塗り替えようとしている。そうした変化に対応し、事業や経営を革新することが日本企業が直面する大きな課題の1つだ。それをサポートするために企業の基幹システムを手掛けてきた富士通は、どのよう…続きを読む

企業情報システムのあるべき姿

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デジタルビジネス時代の情報システム像
これまでの情報システムは、既存のビジネスや業務をいかに効率化/合理化するかが焦点だった。これからのシステムはモバイルやクラウドなどの新しいICTを駆使し、今はまだ存在しないサービスや機能を生み出し、経営に直接貢献することが求められる。…続きを読む
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変化対応力の高い情報システムとは
すでに存在している業務の効率を高めたり、合理化・省力化したりするためのシステム群を、ここでは「Systems of Record」と呼ぶ。デジタルビジネス時代を迎える上で、この領域のシステムに求められるアーキテクチャとは、どのようなのかを解説する。 続きを読む
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ICTが可能にする新たな価値創出
人やモノに積極的に関与して新たなビジネス価値につなげていくためのシステムを、ここでは「Systems of Engagement」と呼ぶ。これまでにはなかったタイプのシステムに求められるアーキテクチャとは、どのようなものかを解説する。 続きを読む
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次世代ICT技術をどう取り込むか
デジタルビジネス時代を支える企業システムは、SoRやSoEなど、その特性で大別した上で、それぞれに最適な開発手法や基盤を採用することが欠かせない。ここでは、日本企業の視点から、あらためて全体最適なデザインを考えてみる。 続きを読む
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航空機部品を業界横断で管理可能に
人やモノに関与して新しい価値を創出することを支えるシステムが「Systems of Engagement」。具体的にはどのような取り組みがなされているのか。ここでは、航空業界を横断した部品管理システムの例を解説する。 続きを読む
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