[特集]ロギングデータ徹底活用最前線─不穏な予兆をリアルタイムに可視化する蓄積・検索・分析のすべて

企業がハンドリングし得るデータが級数的に増えている。ビジネスを動かすのに欠かせない各種の業務システムに蓄積するデータはもちろんのこと、サーバーやネットワーク機器、ミドルウェア、アプリケーションといった各システムの構成要素が自らの挙動を記録し続けている「ログデータ」や運用担当者が意図的にウォッチしている「メトリック(監視データ)」もまた激増の一途をたどっているのは周知の通りだ。そのログデータやメトリックは、横断的に集約した上で解析することで 様々な示唆を与えてくれる。昨今では、セキュリティインシデントやシステム障害など企業が望まないことの予兆を速やかにあぶり出して次善策を打つ局面での適用が盛んだ。具体的には、どのようなテクノロジーが注目されているのか──。その最前線に迫る。

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卓越した検索技術をベースに様々な“予兆”を可視化、リアルタイムとインテリジェンスを極めてDX加速
デジタルテクノロジーの級数的な進化と普及は、ビジネスに大きな可能性を拓いている。とりわけ顕著なのが、膨大な量のデータをリアルタイムに解析・可視化することによって、人では到底気付かないような事象や予兆をつかみとって的確かつインテリジェントな手を講じていく領域だ。ここで存在感を示しているのがElastic社である。そのバックグラウンドやアドバンテージとは……続きを読む

識者&先駆者の視点

サイバーセキュリティとプライバシーを取り巻く環境変化に対応する
テレワークやペーパーレス、ワークフローなどの導入・刷新が急速に進む中で、これまであまり顕在化しなかったリスクへの対処が大きな課題となっている。本稿では、ニューノーマル時代にDXを推進するにあたって必須で求められる“リスクマネジメントの転換”=「デジタルリスクマネジメント」をテーマに、重要なポイントを解説していく。今回は、サイバーセキュリティとプライバシーを取り巻く環境変化と……続きを読む
DX推進で不可欠な「デジタルガバナンス」とは?
今回は、DX推進で欠かせないアジリティとガバナンスについて取り上げる。DXを加速させ、成功させるためには何が必要なのか。今回は解の1つである「アジリティ」について考えてみたい。課題や変化をとらえ、状況判断を行い、よりよい方向へ転換し、実行する。これを如何に適確に、迅速に行うことができるか……続きを読む
「デジタルリスクマネジメント」とは? 従来のリスク管理とどう違うのか
ニューノーマル時代=コロナ禍が人々の社会や生活を一変させた一方で、企業・組織では感染対策のためのワークスタイル/ワークプレイス変革が進展することとなった。至上命題であるデジタルトランスフォーメーション(DX) の機運と共に、テレワークやペーパーレス、ワークフローなどの導入・刷新が急速に進む中で、これまであまり顕在化しなかったリスクへの対処が大きな課題となっている。本稿では、ニューノーマル時代にDXを推進するにあたって必須で求められる“リスクマネジメントの転換”=「デジタルリスクマネジメント」をテーマに……続きを読む
緊迫した現場で強いストレス─サイバーセキュリティとメンタルヘルスの関係
近年、サイバーセキュリティ関連の国際会議に参加すると気が付くことがある。それは、メンタルヘルスを取り上げるセッションが目立つようになってきていることだ。これまで筆者はメンタルヘルスを漠然と、サイバーセキュリティとは少し離れたところにある世界と考えてきた。しかし、このような会議で話を聞くと、企業を脅威から守る立場であるサイバーセキュリティの現場においても、スタッフ・メンバーのメンタルヘルスの配慮は不可欠なものだと考えるようになってきた。……続きを読む
パンデミックと情報セキュリティ、危機管理対策の共通性を考える
2019年末に中国武漢市で発見された新型コロナウイルスは瞬く間に全世界に広まり猛威を振るい続けている。世界保健機関(WHO)は2020年3月11日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がパンデミック(感染症の世界的大流行)相当であるとの認識を示し、事実上のパンデミック宣言となった。今回のパンデミックを、情報セキュリティにおける危機管理/リスクマネジメントと照らし合わせて考えてみたい。……続きを読む
三菱電機の事案から、サイバー攻撃被害企業が行う「情報公開」の意義、あり方を考える
三菱電機とNEC。サイバーセキュリティサービスも提供する大手電機メーカー2社が、サイバー攻撃/不正アクセス被害を受けていたことを相次いで公表した。三菱電機は2019年6月にサイバー攻撃を受けたことを把握、一部の顧客情報・機密情報データの流出が確認された。NECは、3年前の2017年6月に攻撃を把握、こちらはデータ流出はなかったとしている。いずれも公表までに長い期間を要している。にもかかわらず、両社とも一般への公表はプレスリリースのみで、会見は開いていない。今回は、データ流出の実害が明らかになった三菱電機の対応を例に……続きを読む
デジタル社会が求める「トラスト」の具体像─変わりゆくインターネットの「信頼」[後編]
日本発のTrust Webが、「信頼」ではなく「トラスト/Trust」と表記しているのは、デジタルトラストの意図を込めているからなのか、構想の初出が冒頭紹介したDFFTだったからなのかはわかりませんが、信頼/Trustを得るために、政府や企業が取り組まなければならない範囲は着実に増えていると言えそうです。今回は、デジタル時代の「トラスト(Trust)」に関する考察の[後編]です。……続きを読む
デジタル社会の「トラスト」とは? 日本発「Trusted Web」構想を読み解く[前編]
インターネット、そして今のデジタル社会における「トラスト」とは一体どのようなものなのでしょうか。そんな中、2021年3月12日に、Trusted Web推進協議会が「Trusted Webホワイトペーパー ver1.0」を公表しました。そこで、まずは同ホワイトペーパーの中身を確認するところから、デジタル社会のトラストの本質を探っていきたいと思います。……続きを読む
FinOpsとは何か─パブリッククラウドの投資効果を最大化する取り組み
読者は「FinOps」というイニシアチブがあるのをご存じだろうか。これは、クラウドがもたらす多くの利点、例えばイノベーションの促進、柔軟な構成変更、新しいトレンド導入が容易であるなどを妨げることなく支出をコントロールする枠組みを啓蒙推進する取り組みだ。FinOpsコミュニティの活動が何を目指しているのか、クラウド活用・管理の実務に携わる筆者の視点を交えて紹介する。……続きを読む
COVID-19が突きつける経営のコンプライアンス強化、有効手は業務プロセスの可視化
応援・支援してみたい自治体に寄付を行い、その寄付金が所得税・住民税の控除対象となる「ふるさと納税」が定着している。筆者にはこれまで無縁の制度だったが、業務の関係上利用する機会があった。初めて利用してわかったこと、そして募集をかける自治体側の立場から必要な視点について考えてみた。……続きを読む
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