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NEC、ドライブ1台単位で増設できる小規模向けSANストレージ「iStorage V51」、1275万円から
2026年10月19日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)
NECは2026年10月16日、SANストレージ「iStorage Vシリーズ」に小規模システムや部門・拠点向けの新モデル「iStorage V51」を追加し、同日販売を開始した。エントリモデル「iStorage V10e」同様にエントリ領域をカバーしつつ、「iStorage V110」などの上位モデルが持つ、ドライブ1台単位の増設機能やセキュリティ機能を踏襲する。価格(税別)は、最小構成(NVMe SSD 1.92TB×3台、32Gb FC 8ポート、標準搭載ソフトウェア)で1275万円。
NECの「iStorage Vシリーズ」は、SAN(FC/iSCSI)ストレージである。今回追加したモデル「iStorage V51」(写真1)は、既存の最エントリモデル「iStorage V10e」と同様のエントリ領域をカバーしつつ、「iStorage V110」などの上位モデルが持つ、ドライブ1台単位の増設機能やセキュリティ機能を踏襲する。
写真1:SANストレージ「iStorage V51」の外観(出典:NEC) 最エントリモデル「iStorage V10e」との主な違いは、標準で搭載するドライブを、高速なNVMe接続SSDにしていることである。筐体全体では、NVMe SSDとニアラインSAS HDDを搭載できる。一方、iStorage V10eは、SAS接続のSSD/HDDとニアラインSAS HDDを搭載できる。
ADP(アドバンスドダイナミックプロビジョニング)と呼ぶ、RAID構成(RAID-6とRAID-5)において1ドライブ単位で容量を増設できる機能を備える点も、iStorage V10eとの違いである(図1)。RAIDを構築する各ドライブの中にスペア領域を分散配置する仕組みであり、専用のスペアドライブを別途用意する必要がない。
図1:RAID構成において1ドライブ単位で容量を増設できるADP機能の概要(出典:NEC)拡大画像表示
ランサムウェア対策として、データ保護期間を設定できるスナップショット機能「Secure Snap」を備える点も、iStorage V10eとの違いである(図2)。データ保護期間中は、システム管理者の権限を用いても、スナップショットの更新や削除はできない。
図2:データ保護期間を設定できるスナップショット機能「Secure Snap」の概要(出典:NEC)拡大画像表示
価格(税別)は、最小構成(NVMe SSD 1.92TB×3台、32Gb FC 8ポート、標準搭載ソフトウェア)で1275万円。これに対して、最エントリモデルであるiStorage V10eの価格(税別)は426万円からである。
なお、上位モデル「iStorage V110」とiStorage V51の比較では、NVMe SSD 1.92TB×9台、32Gb FC 8ポート、標準搭載ソフトウェアの構成で価格を約70%に抑えた。
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