[新製品・サービス]
COBOL PARK、COBOL資産から設計書をリバース生成するサービス
2026年10月21日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
COBOL PARKは2026年10月19日、メインフレームで動いているCOBOLシステムから基本設計書・詳細設計書を生成するサービス「ドキュメントリバースソリューション」を発表した。COBOLプログラムやJCL(ジョブ制御言語)をAIで解析し、実務で利用可能な設計書を生成する。また、COBOLシステムをオープン環境に移行するサービス「COBOLソース変換ソリューション」も提供する。
COBOL PARKの「ドキュメントリバースソリューション」は、メインフレームで動いているCOBOLシステムから基本設計書や詳細設計書などのドキュメントを生成するサービスである(図1)。現行のCOBOLソースコードやJCL(ジョブ制御言語)をAIで解析し、プログラム構造、処理内容、ジョブ構成、入出力情報などを整理する。
図1:「ドキュメントリバースソリューション」で生成したジョブ仕様(フロー図)の例(出典:COBOL PARK)拡大画像表示
設計情報の図表化や、メインフレームに固有の用語を含んだ設計書の生成も可能である。また、AIを活用しながら、事実と異なる情報の生成(ハルシネーション)や情報の欠落などを可能な限り抑制するとしている。
COBOLシステムをオープン環境に移行するサービス「COBOLソース変換ソリューション」も提供する。現行のCOBOLソースコード、COPY句(共通のデータ定義などを取り込む記述)、JCLなどを解析し、移行方針に基づいてオープン環境向けのCOBOLソースや関連資産を生成する。
すべての資産をCOBOLに変換するのではなく、画面・帳票などの機能は、移行先の環境や要件に応じてCOBOL以外の技術で再構築する。現行資産の構成、OS、ミドルウェア、データベース、画面・帳票、運用方式などを調査したうえで、変換の範囲や方式を個別に定義する。
COBOL資産をオープン環境に移行するサービスを提供する背景には、老朽化したシステムをオープン環境に刷新しつつも、業務ロジックを維持し、移行後もCOBOL技術者が保守を継続したいという需要がある。
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