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東レ、基幹システム刷新に合わせAPI管理基盤を導入、ファイル連携をAPI連携に転換

2026年10月21日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

東レ(本社:東京都中央区)は、基幹システムの刷新によってAPIが増えることへの対策として、APIを可視化して運用を標準化する管理製品「Kong Konnect」を採用した。提供元のKongが2026年10月21日に発表した。

 東レは、メインフレームの保守期限や技術者不足、維持コストの増加を背景に、基幹システムの刷新を進めている。刷新完了は2028年度を予定しており、ERPなどの業務システムとデータ活用基盤については、クラウドサービスを中心とした構成へと移行する。

 システムの刷新に合わせて、システム間の連携方式も、ファイルを介した連携からAPI連携へと改める(図1)。背景には、利用するAPIの数が、システム刷新とクラウドサービスの利用拡大にともなって増えていく見通しがある。

図1:東レが構築した、基幹システムと周辺システムをAPI連携させる基盤の概要(出典:Kong)
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 ただし、API連携には、APIの可視化、セキュリティポリシーの統一、運用の標準化といった課題がある。そこで、API管理製品「Kong Konnect」(Kongが提供)を導入した。現在、ERP、クラウドサービス、社内の独自業務システムを連携させる手段として使っている。

 今後、基幹システムだけでなく、各部門やグループ会社へと適用範囲を広げる。また、AI活用基盤の安全性を高めることを狙い、大規模言語モデル(LLM)、社内データ、業務システムへのAPI接続を集約し、認証・認可、流量制御(リクエスト数の制限)、監査・可視化などの運用を共通化する。

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