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[市場動向]

IBM、AI支援開発ツール「IBM Bob」にオンプレミス版

2026年10月2日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

米IBMは2026年10月1日(米国現地時間)、ソフトウェア開発支援ツール「IBM Bob」のセルフホステッド版を発表した。オンプレミス環境やプライベートクラウド環境で生成AIを活用したソフトウェア開発ができる。

 米IBMの「IBM Bob」は、生成AIを活用したソフトウェア開発支援ツールである。システム設計、コード生成、テストなど、これまで人手で実施していたシステム開発の各工程を、AIエージェントに担わせることができる。

 今回、既存のクラウドサービス版に加えて、IBM Bobのセルフホステッド版を用意した。自社で管理するオンプレミス環境やプライベートクラウド環境などで運用できる。ソースコードやデータを社外に送って処理する必要がない。

 セルフホステッド版でも、統合開発環境(IDE)上の機能や、コマンドラインツール(BobShell)などの中核機能を利用できる。推論に使うAIモデルは、ローカルモデルでも外部サービスでも、どちらでも利用できる。

 サポート対象のAIモデルとして米IBMは、ローカルモデルの「NVIDIA Nemotron」と「Poolside Laguna」、外部モデルの「Claude Sonnet 5.0」、「Claude Opus 4.8」、「Gemini 3.7 Flash」、「OpenAI GPT 5.6 Sol」を挙げている。

 米IBMは、金融機関が勘定系アプリケーションを開発するケースではオンプレミスのモデルを使い、制約が少ない業務では外部モデルに接続する使い分けを例に挙げる。

 追加オプションとして、Java刷新向け、オフコンのIBM i向け、メインフレームのIBM Z向けの3種類の「IBM Bob Premium Package」を用意する。それぞれの対象に特化した機能や知識が加わる。例えば、Java刷新向けはJavaを最新バージョンに引き上げる手順などを備える。

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