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タニウムが操作ログ機能「iScope」を提供開始、AI基盤「Tanium Atlas」との連携で内部不正対策を高度化

2026年10月23日(金)神 幸葉(IT Leaders編集部)

タニウムは2026年10月21日、販売パートナー企業であるアイソプラが開発したTanium Platform向けの新たな操作ログ機能「iScope」の提供を開始した。既存の標準機能だけでは取得が難しかった「人の操作」に関するログを収集可能にし、タニウムの自律型AIプラットフォーム「Tanium Atlas」との連携によって、深刻化する内部不正などのセキュリティ脅威へ迅速かつ高度な対応を実現する。

「内部犯行」とシニシズムのリスク

写真1:タニウム セキュリティーソリューションズプリンシパルストラテジスト 楢原盛史氏

 近年、企業を取り巻くセキュリティの脅威は外部からのサイバー攻撃にとどまらない。従業員や退職者による情報の持ち出しといった「内部犯行」への対策が急務となっている。タニウム セキュリティーソリューションズプリンシパルストラテジストの楢原盛史氏(写真1)は、生成AIの普及がこの内部犯行を高度化させている背景について触れ、日本企業における特有の課題として組織に対する「シニシズム(冷笑主義)」の高さを指摘した。現場と経営層のITに対する認識のズレや、年功序列、AI対応によるITチームの疲弊などがモチベーションの低下を招き、これが負のスパイラルを生んでいるという(図1)。

図1:シニシズムが誘発する内部犯行(出典:タニウム)
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 楢原氏は「高いシニシズムというのは内部犯行の温床になっていくので、ここを吸収しない限りはこれから少し内部犯行が脅威であり続けていく」と強い危機感を示した。さらに、シャドーAIの利用による機密情報の入力や情報漏洩など、従来の手法では経路の特定すら困難な事案が増加しており、テクノロジーによって実態を正確に把握する仕組みが不可欠になっていると警鐘を鳴らした(図2)。

図2:AI活用で変化した内部不正(出典:タニウム)
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●Next:AI基盤「Tanium Atlas」と操作ログ機能「iScope」が実現する内部不正対策

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