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サイバートラスト、Matterデバイスメーカーに代わってPKI認証局を運用、開発リードタイムを短縮

2026年9月30日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

サイバートラストは2026年9月28日、スマートホームの通信規格「Matter」で使うデバイス証明書をデバイスメーカーに代わって発行するサービスを提供すると発表した。デバイスメーカーが認証局を自前で構築・運用する負担を減らすことで、デバイスを短期間で開発・出荷できるように支援する。

 サイバートラストは、スマートホームの通信規格「Matter」における認証局の運用を代行し、デバイス証明書をデバイスメーカーに代わって発行するサービスを提供する(図1)。デバイスメーカーが認証局を自前で構築・運用する負担を減らすことで、デバイスを短期間で開発・出荷できるように支援する。

図1:Matterにおける証明書発行の信頼チェーン(出典:サイバートラスト)
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 Matterは、標準化団体のConnectivity Standards Alliance(CSA)が推進するスマートホーム機器の通信規格である。Matterの認証を受けた家電やスマートホーム機器は、メーカーの垣根を超えて相互に連携できる。CSAは2022年10月に初版の仕様を公開し、その後も改訂を重ねている。

 MatterはWebアクセスと同様、PKI(公開鍵暗号基盤)を採用しており、デバイスにMatter機器証明書(DAC:Device Attestation Certificate)を組み込む。DACは中間認証局(PAI:Product Attestation Intermediate)が発行し、PAIの信頼はルート認証局(PAA:Product Attestation Authority)が担保する。

 2つの認証局(PAAとPAI)は、デバイスメーカーが自前で構築・運用することもできるが、このための体制を維持する負担がかかる。サイバートラストはこれまで、ルート認証局(PAA)を運用し、デバイスメーカー向けに中間認証局(PAI)の証明書を発行してきた。今回、中間認証局(PAI)の構築・運用を含めて代行できるようにした。

 これによりデバイスメーカーは、Matter機器証明書(DAC)の発行をサイバートラストに委ねることができるようになった。DACの発行をAPIなどを通じてサイバートラストに依頼し、発行されたDACをデバイスに組み込むことで、自社でPAIを運用することなくMatter準拠デバイスを製造できるようになった。

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サイバートラスト / Matter / PKI / 認証局

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