クレスコ・イー・ソリューションは、SAPユーザーを対象に、コンカーの経費精算・経費管理クラウドサービス「Concur Expense」を短期間、低コストに導入するサービスの提供を2017年8月1日に開始すると発表した。
SAPユーザーを対象にした「Concur」導入サービスでは、SAPコンサルタントが、業務要件を最大限反映した導入からテンプレートベースの短期間・低コストを目指した導入まで、ユーザーの要望に合わせて適切な導入サービスを提供する。
クレスコ・イー・ソリューションは、SAPシステム（ERP・S／4HANA）とConcurサービスの連携ツールを提供する。貸借一致処理やマスターデータ抽出機能、SAP会計伝票項目とConcurサービス項目をあらかじめマッピングしているので、ブリッジ部分の開発工数を削減可能だ。
加えて、SAPシステムからConcurサービスまで、一括で運用保守をサポートする。障害発生時には原因箇所を特定し、対象ベンダーとのやり取りなどを不要にするとともに、解決までのスピードを向上する。
導入プランには、「要件重視型導入」と「テンプレート導入」がある。自社要件を反映したい場合は、導入前にワークショップを開催しConcurサービスへの理解を深めたうえで、業務要件整理、要件定義に時間をかけて導入を進める。クラウドサービスのメリット活かしつつ個々の要件をできるだけ反映可能だ。
テンプレート導入では、クレスコ・イー・ソリューション独自のテンプレートを利用することで、低コストで、最短2カ月での導入が可能だ。業務をテンプレートに合わることで、Concurサービスのメリットを活かせる。
