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リモートワークの生産性向上を大きく後押し
IT部門のDXへの注力も支援する新サービスとは?

“導入”と“運用・管理”の両面からリモートワークの加速の手間を抜本削減

2023年9月29日(金)

コロナ禍の沈静化に伴いオフィス勤務への回帰が始まる一方で、リモートワークによる柔軟な働き方に当初から着目してきた先進企業では、逆にそのメリットを追及すべく、さらなるデジタル化に舵を切る動きが盛り上がっている。そこで課題となっているのが、IT部門のリソース不足だ。レノボはこれまでも、デバイスの 計画、導入、運用、管理、廃棄までの一連のITライフサイクルに沿ったサービスを提供してきた。そして9月より 、ユーザーに代わってデジタル業務基盤の運用・管理を担う新サービス「 レノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューション」を開始する。レノボの同サービスの狙いとは。また、課題はどう解消されるのか、同社のキーパーソンにお話を伺った。
提供:レノボ・ジャパン合同会社

オフィス業務の回帰の中で“二極化”が進む理由

レノボ・ジャパン 執行役員 サービスセールス事業部長 上村省吾氏

 コロナ禍は企業のワークスタイルの“在り方”に一石を投じた。感染症蔓延予防のための措置としてリモートワークが急拡大したが、コロナ禍の収束に伴い、従業員に出社を促すなどオフィス回帰の動きが一部で見られる。

 目指すべきワークスタイルは業務内容や組織文化などにも左右され、現状は一連の経験に基づく試行錯誤の過程と捉えられる。ただ、「そこで1つ、確実に言えるのは、その中でデジタル活用の2極化が着実に進んでいるということです」と語るのは、レノボ・ジャパン 執行役員 サービスセールス事業部長の上村省吾氏である。

 コロナ禍が始まった2020年当初、感染リスクから通勤もままならない状況で、リモートワークはこの危機下での事業継続策として注目を集めた。一方で、2010年後半からの働き方改革の一環として、生産性向上などのメリットも見据えて業務フローのデジタル化を進め、リモートワークを導入していた先進企業も存在した。

 「前者であれば、コロナ禍の沈静化に伴いそれ以前の働き方に戻るのは必然です。対して後者では、リモートワークの効率化などのメリットを、身をもって知ることで、さらなるデジタル化に乗り出すところも実のところ少なくないのです」(上村氏)

“コア業務”と“働き方”のデジタル化を同時推進する“策”

 激化する競争を勝ち残るには、多面的に自社の力を高めることが欠かせない。組織力もその1つだが、生産年齢人口の減少とともに人材の獲得競争は激化するばかりだ。そこでの多様な働き方を実現するデジタルの力は、政府の報告書などでかねてから指摘されてきた。

 「デジタルの力によって時間や距離の壁を克服することで、業務効率は確実に底上げされます。加えて、働く側の多様な要望を満たすことが可能となり、従業員満足度も高められます」(上村氏)

 企業のデジタル化推進を支援すべく、レノボはPCをはじめとしたデバイスに加え、ソフトウェア、さらに各種サポートサービスの提供をいち早く推進。「Microsoft 365など、パッケージ化されたサービスを含むクラウドの普及により、デジタル化の整備コストも大きく下がりました」と上村氏は力を込める。

 ただし、この流れを阻む課題もここにきて浮上しているという。それが、取り組みを指揮するIT部門の人的リソース不足だ。

 背景には、DXの推進に向けた業務刷新プロジェクトが多くの企業で一斉に動き始めたことがある。プロジェクトチームは組織横断型で編成されることが多いが、そこにはIT部門からも多数のスタッフが参画する。

 「そのあおりを受け、『ワークスタイルのデジタル化にまで手が回らない』との嘆きの声が、余力の乏しい中堅以下の企業から数多く寄せられるようになっています」(上村氏)

 このままでは業務効率化や 多様な働き方の実現までの道は険しく、企業体力によるデジタル格差は増すばかりだ。日本の国際競争力の底上げの観点からも、それは決して望ましくない。

 状況の打開に向け、レノボがこれまで提供してきたPCライフサイクルマネジメントに加え、運用・管理面に注力した新サービス「レノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューション」の提供を9月より開始する。

デジタルの“導入”と“運用・管理”が主眼の活用支援サービス

 上村氏によると、レノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューションは、従来からレノボが個別提供していたIT導入や運用・管理のためのサービス群を、企業にとってのデジタルの「導入のしやすさ」や「扱いやすさ」の観点からブラッシュアップしたものだという。

 例えばクラウドに関して。前述の通り、クラウド活用は費用対効果の面で今後、不可欠になる。だが、その場合にはMicrosoft 365でも見られる通り、既存のオンプレミスのActive Directoryのクラウド移行などが伴い、少なからぬ手間、さらに技術的な知見を要すことがハードルとなっている。

 「SharePointからSharePoint Onlineに乗り換えるとなれば、オンプレミスからのデータ移行が大きな問題となります。クラウドに乗せる業務が増えるたびに、同様の課題が生じ、それらへの対応は相当、現場での高い負荷になるはずです」(上村氏)

 レノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューションでは、これらの一連のITライフサイクルで予見される課題への対応支援サービスを各フェーズにおいて網羅的に提供する。クラウドを中心にそれらを概観すると、まず、導入フェーズで力を発揮するのが、レノボが既存環境からの移行作業を肩代わりする「M365マイグレーション・サービス」だ。上述の手間のかかる作業をレノボが確実かつ迅速に実施し、ダウンタイムを最小限に抑えた効率的な導入を実現する。PCの新規導入に伴うセッティングの負担軽減に向け、これまでも提供してきた Windows Autopilot などクラウドを活用したデバイスの展開をサポートする「コンフィグレーション・サービス」との親和性も高い。

 その後の運用・管理フェーズの支援サービスが、「M365マネージド・サポート」と「M365マネージド・バックアップ」だ。上村氏によると、クラウド利用を機に、その扱い方の問い合わせも現場から新たに寄せられることで、IT部門の負担は総じて増える傾向にあるという。そこで前者では、Microsoft 365に対する現場からの問い合わせにレノボが一元的に対応し、DXなどのITスタッフの本来業務への注力を支援する。また後者ではMicrosoft 365の重要データを自動バックアップし、万一の際にも常に復元可能な状態を維持し、事業継続性を確保する。

レノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューションのMicrosoft 365関連サービス
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マイクロソフトのクラウド技術のプロ集団

 これ以外にも、企業のヘルプデスクの役割をアウトソーシングとして受託する「サービスデスク」、凶悪化するサイバー攻撃の対応支援に向け、セキュリティ専門家がリスクや脅威を監視、分析してデバイスを継続的に保護する「マネージド・ディテクション&レスポンス・サービス(MDR)」、エンドユーザーデバイスを一元的に管理する「統合エンドポイント管理(UEM)」も取り揃える。

 こうした多様なサービスを包含したレノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューションの提供におけるレノボの強みが、ワールドワイドでのサービス提供を通じた実績の豊富さと、地理的なカバー範囲の広範さだ。各国での実績はリファレンスに取りまとめられており、それらの知見を基に、多様な要望へのより精度の高い支援策を実施する。

 「グローバル展開する企業にとって、本社で決めたITガバナンスを各国の支社に徹底させるのは手を焼くところです。対して、当社はグローバルで同一の、しかも品質も担保されたサービスを提供できます。グローバルでのITガバナンスの確立に向け、我々に相談を寄せる企業も少なくありません」(上村氏)

 Microsoft 365を中心に多様なクラウドサービスを提供するマイクロソフトとの密な協力関係も挙げられるという。OSの供給はもちろん、今ではクラウド領域での技術情報の共有のための連携体制を確立。レノボは今や「マイクロソフト技術を扱うプロ集団」としての顔も併せ持つ。

レノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューションの運用・管理フェーズを対象とするサービス群
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システムだけでなく業務も引き受け効率化に貢献

 レノボはすでに運用フェーズまでユーザーと伴走しながら担っている実績がある。単なるITの支援だけでなく、顧客企業の要望に沿い、運用業務までをレノボが引き受けているケースもあるという。

 「この大手メーカーの事例では、指定された管理ツールを用い、システムの運用とともにITサービスデスク業務もレノボが担当しています。ご相談内容に応じて、今後もフレキシブルに対応する計画です」(上村氏)

 このケースでは、資産管理業務に明確な効率化効果がもたらされているという。従来はPC交換の都度、ライセンス移行などに伴う記録作業が発生し、IT部門の負担となっていた。PCの手配とライセンス管理をまとめてレノボに業務委託することで、業務プロセスをシンプルに見直せたのだ。

 上村氏によると、レノボが提供するIT活用の支援サービスのうち、これまで実際に利用されるのは従来、導入フェーズに関するものが大半を占めていた。だが、導入フェーズ以外のサービスへの企業の関心も高く、そこを強化したレノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューションでは、今後のサービスインに向け確かな手ごたえを感じているという。

 「クラウド利用が広がることで、現場からの問い合わせや思わぬトラブルが増えるのは確実です。その点から、我々は運用や管理面などで、企業に対してより大きな貢献ができるはずです。ビジネスとしての直近の目標は、まずは契約数と金額の双方で、導入フェーズのサービスよりも大きな成果を上げること。利用料も適切かつ安価に抑えており、それも数年のうちに達成できると見込んでいます。ひいては当社が提供するサービスの新たな柱に育成したいと考えています」(上村氏)

 レノボが実施した「ハイブリッドワーク実態調査2022」によると、約半数がリモートワークで「仕事の成果が上がる」と回答する一方で、エリア別の実施率について東京以外は総じて低かった。「これは裏を返せば、リモートワークに関心があったとしても適切に導入しきれていないということ」と上村氏は分析する。

 レノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューションは、DXの中でのITスタッフ不足のみならず、クラウドの知見不足を解消する“特効薬”として今後、利用を拡大させていきそうだ。

ハイブリッドワークに適したレノボ「ThinkPad」シリーズ

高い堅牢性と使い勝手の良さで長年モバイルワーカーの高い支持を得てきたレノボの「ThinkPad」。その代名詞とも言える「ThinkPad X1」シリーズの最新モデル「ThinkPad X1 Carbon Gen 11」は、第13世代インテル® Core® プロセッサーによるハイパフォーマンス、軽量化・スリム化とアスペクト比16:10の14型画面を両立させた一台だ。このほかにもレノボでは、ユーザーのニーズに応える多彩案ラインアップを提供しているが、特にハイブリッドワークで効果を発揮するのが、「インテル® vPro® テクノロジー」対応CPU搭載モデルだ。このテクノロジーはリモート管理機能やセキュリティ機能を強化するものであり、リモートからOSのパッチ適用を実施したり、ファームウェアに対するマルウェアをブロックしたりすることができる。ハイブリッドワーク環境下でのセキュリティ強化に資するものと言えるだろう。

ThinkPad X1 Carbon Gen 11
 

 

 

 

 

 


●お問い合わせ先

レノボ・ジャパン合同会社
URL :https://www.lenovojp.com/business/dws/

リモートワークの生産性向上を大きく後押し IT部門のDXへの注力も支援する新サービスとは?コロナ禍の沈静化に伴いオフィス勤務への回帰が始まる一方で、リモートワークによる柔軟な働き方に当初から着目してきた先進企業では、逆にそのメリットを追及すべく、さらなるデジタル化に舵を切る動きが盛り上がっている。そこで課題となっているのが、IT部門のリソース不足だ。レノボはこれまでも、デバイスの 計画、導入、運用、管理、廃棄までの一連のITライフサイクルに沿ったサービスを提供してきた。そして9月より 、ユーザーに代わってデジタル業務基盤の運用・管理を担う新サービス「 レノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューション」を開始する。レノボの同サービスの狙いとは。また、課題はどう解消されるのか、同社のキーパーソンにお話を伺った。
提供:レノボ・ジャパン合同会社

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