丸紅情報システムズ(MSYS)は2023年12月27日、インドのアコップス(Accops)のリモートデスクトップ基盤製品群「Accops シリーズ」を国内で提供すると発表した。Accops and ZevokeTechnologiesが販売する。Windowsアプリケーション共有や各種のVDI(デスクトップ仮想化基盤)、リモートアクセスサービス、ユーザー認証などの機能群を網羅している。
丸紅情報システムズ(MSYS)がインドのアコップス(Accops)との提携により国内提供する「Accops シリーズ」は、リモートデスクトップ利用基盤構築のためのソフトウェア製品群である。
Windowsアプリケーション共有や各種のVDI(デスクトップ仮想化基盤)、リモートアクセスのためのネットワークサービスとユーザー認証などの機能群を提供する。オフィスのリモートワーク用途に加えて、オンライン授業などの環境も用意している(画面1)。
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MSYSはAccopsについて、「クライアント端末の種類を問わず、セキュリティを確保して仮想ワーキングスペースに接続することで、リモートワークやオンライン授業の受講を実現する」と説明している。ユーザー認証時はポリシーに沿ってワンタイムパスワード(OTP)や多要素認証(MFA)などを組み合わせられる。表1はAccopsシリーズを構成する製品の概要である。
製品名 | 概要 |
---|---|
HySecure | ゼロトラスト型のアクセスゲートウェイ |
HyWorks | アプリケーション仮想化/デスクトップ仮想化 |
HyID | ユーザー認証/SSO(シングルサインオン) |
HyLite | 仮想環境にアクセスするためのWebブラウザ(HTML5)ベースの端末 |
HyLabs | 仮想ITラボを利用した自宅での学習環境 |
HyDesk | シンクライアント端末 |