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パナソニック コネクト、図面/製品仕様の照合業務をAIで効率化、作業時間を最大97%削減

Snowflake Cortex AIを活用して「Manufacturing AI エージェント」を構築

2026年2月20日(金)愛甲 峻(IT Leaders編集部)

パナソニック コネクト(本社:東京都中央区)は2026年2月19日、設計・開発部門における業務効率化を目的に「Manufacturing AI エージェント」を構築し、利用を開始したと発表した。クラウドDWH「Snowflake」の生成AI機能「Cortex AI」を活用し、図面/設計仕様の照合作業にかかる時間を、最大97%まで削減する効果を得ている。同日にSnowflakeが開いた説明会に、同社 IT・デジタル推進本部 AI&Dataプラットフォーム部 データマネジメント課 マネージャーの渡邉勇太氏が登壇し、データ戦略の展開やAIを用いた業務効率化の事例を紹介した。

 パナソニック コネクトは現在、業務プロセスの改善を通じた事業競争力の強化に向け、AI/データの活用を推進している。理想とするIT環境の中核に、構造化/非構造化データと、それを活用する生成AI、マシンラーニング(機械学習)、BIを位置づけている(図1)。

図1:パナソニック コネクトが理想とするITのあり方(出典:パナソニック コネクト)
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 同社 IT・デジタル推進本部 AI&Dataプラットフォーム部 データマネジメント課 マネージャーの渡邉勇太氏(写真1)によれば、かつてはデータが地域や事業、バリューチェーンごとにサイロ化しており、分析に必要なデータを素早く集めることが困難だったという。2021年度ごろより段階的に、データの集約や可視化、活用を進めている(図2)。

写真1:パナソニック コネクト IT・デジタル推進本部 AI&Dataプラットフォーム部 データマネジメント課 マネージャーの渡邉勇太氏
図2:地域・事業・バリューチェーンごとに分断したデータを段階的に統合(出典:パナソニック コネクト)
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 現在、パナソニック コネクトは、データ基盤の整備、データベースやBIツールの標準化および浸透、現場のデータ活用支援やスキル移転を通じた文化醸成の3点を「データ活用の重要成功要因」に定めて注力。連携システムの増加に伴い、テーブル数やBIのユーザーも拡大している。

 データ活用を支えるアーキテクチャとして、データ基盤の中核にはクラウドデータウェアハウスの「Snowflake」を採用(図3)。Snowflake上で、Python GUIライブラリ「Streamlit」や生成AI機能「Cortex AI」などを活用している。

図3:データ活用を可能にするアーキテクチャ(出典:パナソニック コネクト)
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 渡邉氏はSnowflakeのAI機能を活用して業務効率化につなげた事例として、(1) 顧客アンケートのコメント分析作業、(2) 複数の図面間における設計仕様の照合作業の2つを紹介した。

●Next:アフターセールス/製造領域の属人化や非効率をAIで削減

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