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三菱商事プラスチック、営業・会計の両システムをERPで統合、バッチ処理でのデータ連携を不要に

年間で用紙2万3000枚のペーパーレス化を見込む

2026年2月19日(木)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

化学品専門商社の三菱商事プラスチック(本社:東京都千代田区)は、営業システムと会計システムをERPアプリケーションの導入によって統合した。双日テックイノベーションの支援の下でERP「GRANDIT」を導入。データのリアルタイム連携による業務効率化やデータドリブン経営の推進、ペーパーレス化による年間約2万3000枚の紙削減を見込む。双日テックイノベーションが2026年2月17日に発表した。

 三菱商事プラスチックは、三菱商事グループのプラスチック・合成樹脂専門商社である。自動車、包装、IT関連など幅広い業界に素材・製品を供給し、グローバルなネットワークと循環型社会への対応を強みに、顧客企業の環境経営を支援するビジネスも展開している。

 同社はこれまで、営業システムと会計システム(三菱商事グループシステム「MINTS」)を独立運用してきた。両システム間でリアルタイムに連携されておらず、1日数回のバッチ処理に依存し、業務の分断が発生していた。データドリブン経営の重要性が高まる中で、両システムの連携が喫緊の課題となっていた。

 また、会計システムを中心に、社内で紙を配布する業務が残存し、膨大な紙の管理や保管コストも課題に挙がっていたという。

図1:三菱商事プラスチックによる営業・会計システム統合プロジェクトの概要(出典:双日テックイノベーション)
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 こうした中、営業システムのサーバーOSがサポート終了を迎えることを契機に、これらの課題を解消すべく基幹業務システムの刷新を決定。国産のERPアプリケーション「GRANDIT」を採用し、営業システムと会計システムの統合を図ることにした。

 商社特有の業務プロセスに知見・ノウハウを持つ双日テックイノベーション(2024年7月に日商エレクトロニクスから社名変更)の支援の下、営業システムのバージョンアップと会計システムの新規導入を並行して行うプロジェクトを実施した(図1関連記事双日テックイノベーション、商社向けクラウドERP「Natic Trade Master Cloud with GRANDIT」を販売)。

 ERPの導入により、営業・会計システム間のリアルタイムなデータ連携が実現した。会計伝票から営業システムのデータをワンクリックで参照できるようになり、従来発生していた両システム間でのデータ整合性の確認作業が不要になった。さらに、紙で運用していた137件の業務プロセスを33件まで減らし(約76%減)、年間で用紙約2万3000枚のペーパーレス化を見込んでいる。

 三菱商事プラスチックは今後、ビジネス環境の変化に柔軟に対応できるシステム基盤を整備し、貿易業務の効率化やAI活用などの業務改革を推進していくとしている。

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三菱商事プラスチック、営業・会計の両システムをERPで統合、バッチ処理でのデータ連携を不要に化学品専門商社の三菱商事プラスチック(本社:東京都千代田区)は、営業システムと会計システムをERPアプリケーションの導入によって統合した。双日テックイノベーションの支援の下でERP「GRANDIT」を導入。データのリアルタイム連携による業務効率化やデータドリブン経営の推進、ペーパーレス化による年間約2万3000枚の紙削減を見込む。双日テックイノベーションが2026年2月17日に発表した。

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