アドバンスト・メディアは2023年9月12日、テキスト要約サービス「VoXT生成AI(β)Powered by GPT-3.5」の試験提供を開始した。Azure OpenAI Serviceを用いて、会議音声の文字起こし結果の要約や議事録の生成など、テキスト情報を用途に合わせて加工・整理する。生成AIのプロンプトのテンプレートを用意し、「要点まとめ」や「議事録」など、ワンクリックで求める結果が得られる。同社の「ProVoXT」のユーザーは追加費用なく利用できる。
アドバンスト・メディアの「VoXT生成AI(β)Powered by GPT-3.5」は、Azure OpenAI Serviceを用いたテキスト要約サービスである。会議音声の文字起こし結果の要約や議事録の生成など、テキスト情報を用途に合わせて加工・整理する。同社の議事録作成クラウドサービス「ProVoXT」のユーザーは追加費用なく利用できる。
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生成AIのプロンプトのテンプレートを5種類用意している。「要点まとめ」「議事録」「社内報等」「フォーマット提案(報告書)」「翻訳」である。これらをワンクリックで、プロンプトを入力することなく求める結果が得られる(画面1)。
一方で、ユーザー自身がプロンプトを入力する使い方にも対応する。例えば、「200字程度で翻訳」といったように、ユーザーの目的に合わせた利用が可能でインタビュー原稿やスピーチ原稿を作成する用途にも使える。
今回、試験提供されるVoXT生成AIは、取手市役所(茨城県取手市)が2023年7月に先行的に試用し、現在は全庁で利用している(関連記事:取手市、議会の質疑応答データを基に、GPT-3.5/4を用いた議事録要約システムを導入)。