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[調査・レポート]

国内コラボレーティブワークスペース市場は2028年まで年平均6.3%で成長─IDC

タスク管理、デジタルアダプションなどの需要が成長を促進

2024年5月15日(水)IT Leaders編集部

IDC Japanは2024年5月14日、国内におけるコラボレーティブ(共同)ワークスペース製品・サービス市場の予測を発表した。2023年は前年比成長率8.7%、市場規模(売上額ベース)3818億3000万円だった。過去数年で急速に浸透した会議/バーチャルイベントアプリケーション市場の成長が調整局面に入った一方、構成比が大きいコンテンツサービスアプリケーションの高成長が継続しているという。

 IDC Japanは、国内におけるコラボレーティブ(共同)ワークスペース製品・サービス市場の予測を発表した。2023年は前年比成長率8.7%、市場規模(売上額ベース)3818億3000万円だった(図1)。

 過去数年で急速に浸透した会議/バーチャルイベントアプリケーション市場の成長が調整局面に入った一方、構成比が大きいコンテンツサービスアプリケーションの高成長が継続しているという。

図1:国内における「コラボレーティブワークスペース」市場の予測、2022年~2028年(出典:IDC Japan)
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 2023年は、共同ワークスペースにおけるコラボレーション/タスク管理ツール、従業員エンゲージメント向上のための双方向の情報発信機能、デジタルアダプションツールなど、ワークスペースの高度化に関する新たな機能への需要が市場の成長を促進し、好調に推移したとしている。

 「労働人口減少に伴うデジタル化/生産性向上への要求が中長期的に拡大する中、国内企業における生成AIの活用/投資意向は相対的に高い。同市場に参入するベンダー各社は、生成AI機能の組み込みによる付加価値の向上に取り組んでいる」(同社)

 IDCは、2024年以降も、生成AI機能を活用するアプリケーションの刷新や、その活用効果を最大化するための非構造化データ活用への要求の高まり、労働人口減少に伴うデジタル化/生産性向上に関する継続的な課題を背景に好調に成長すると見ている。

 同社の予測では、国内の共同ワークスペース市場は2023年から2028年にかけて年間平均成長率(CAGR)6.3%で推移し、2028年には5170億5400万円に達する見通しという。

 今回の発表は、同社のレポート「国内コラボレーティブワークスペース市場予測、 2024年~2028年」に基づく。同レポートは、同市場の2023年実績と2024年~2028年の市場予測を掲載している。

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