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アシスト、データ抽出を行わずDWH側でクエリーを実行するBIツール「Sigma」を販売

クラウドDWHの処理性能をそのまま生かして高度な分析が可能に

2026年2月10日(火)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

アシストは2026年2月10日、米Sigma Computingのデータウェアハウス(DWH)連動型BIクラウドサービス「Sigma」を販売開始した。SnowflakeやDatabricksなどのクラウドDWHにライブ接続し、データを抽出・複製することなく高速に分析できるのが特徴。ExcelライクなUIから、SQLの知識がなくてもドリルダウンやデータ探索が可能である。料金は個別見積もり。

 アシストが国内販売を開始する「Sigma」は、米Sigma Computingが開発した、データウェアハウス(DWH)連動型BIクラウドサービスである。

 特徴は、データをBIサーバー側に抽出・複製(インポート)せずに、クラウドDWHに直接接続(ライブ接続)してクエリーを実行するアーキテクチャを採用している点にある。これにより、数十億行規模のデータであってもクラウドDWHの計算リソースを活かして高速に処理でき、常に最新のデータに基づいた分析が可能になる(図1)。

図1:DWHとライブ接続してDWH側でクエリーを実行するBIツール「Sigma」の概要(出典:アシスト)
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 「Snowflake」や「Databricks」などのクラウドDWHに接続して、DWH側でクエリーを実行・分析する。UIに、Excelの操作性に近い「スプレッドシートUI」を採用し、関数入力やピボットテーブルのような操作感で扱える。SQLの知識がない業務ユーザーでも、ドリルダウンやデータ探索、計算処理を直感的に行え、業務部門のエンドユーザーがセルフサービス型で分析を行う、全社的なデータ活用を促すとしている。

 また、分析結果や入力データは、Sigmaから直接DWHに書き込めるため、予算管理などのアプリケーションとしても活用できる。自社のアプリケーションやWebサイトにSigmaの分析機能を埋め込むこともできる。

 自然言語の指示からデータを探索・集計・可視化する生成AI機能「Ask Sigma」も備える。また、接続先のDWHがSnowflakeの場合は、SnowflakeのAI機能「Cortex AI」と連携させて高度な分析が行える。

 セキュリティとガバナンスの面では、クラウドDWH側で設定されたロール(役割)やアクセスポリシーをSigmaがそのまま継承する仕組みを持つ。OAuth認証やPrivate Link、列レベルセキュリティ(CLS)、行レベルセキュリティ(RLS)などをサポートする。データ自体をSigma側に保持しないため、データ漏洩のリスクを低減しつつ、全社的な統制を効かせやすいとしている。

 アシストは、Sigmaを販売する背景を次のように説明する。「データ活用基盤としてクラウドDWHへの移行が進む一方、従来のBIツールでは大量データの処理性能や即時性に課題があり、結果として現場ユーザーがデータをローカルのExcelに取り込んで作業する“Excel回帰”や、それに伴うデータのサイロ化が起きている現状がある」。

 料金は個別見積もり。アシストはSigmaの販売にあたり、ライセンス販売と標準の導入支援に加えて、独自の「アシストクラウドマネージドサービス for Sigma」を提供する。日本語でのテクニカルサポートや顧客環境に合わせた活用支援を行うほか、同社が得意とするSnowflakeと組み合わせたデータ活用基盤の構築をワンストップで支援する。

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