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需給調整BI「SynCAS PSI Visualizer」のSaaS版を提供─日立ソリューションズ東日本

拠点間の情報共有と在庫管理の“脱属人化”を促進

2026年2月9日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三

日立ソリューションズ東日本は2026年2月5日、在庫管理・需給調整BIツール「SynCAS PSI Visualizer」のSaaS版を2026年3月予定で提供開始すると発表した。PSI(生産・販売・在庫)情報を多面的に可視化し、問題在庫の特定やシミュレーションを行う同ツールの機能をSaaSで提供することで、導入コストの削減や拠点間でのリアルタイムな情報共有を支援する。

 日立ソリューションズ東日本の「SynCAS(シンキャス)PSI Visualizer」(画面1)は、PSI(生産・販売・在庫)情報を可視化し、在庫適正化を支援するBIツール。2010年の発売以来、製造業や流通業を中心に200社以上の導入実績を持つ。

 今回発表されたSaaS版では、オンプレミスソフトウェア版で提供していた「在庫状況の多面的な可視化(サムネイル表示)」「在庫リスクの優先順位付け(アラート機能)」「在庫滞留日数の自動計算」などの機能をクラウド上で利用可能にする。

画面1:流通・製造業の在庫適正化に特化したBIツール「SynCAS PSI Visualizer」の画面例(出典:日立ソリューションズ東日本)

 日立ソリューションズ東日本は、SaaS版の提供に至った背景として、需給調整業務の属人化という課題を挙げる。「需給調整における課題発見や対策検討のスキルは継承が難しく、特定の担当者に依存しやすい。SaaSで提供することで、複数の拠点や担当者が場所を問わず同一のデータ・分析結果にアクセスできるようにして、組織全体でのスキル底上げと一貫性のある意思決定を促進する」(同社)

 以下のような特徴・機能を備える。これらにより、欠品リスクや在庫のダブつきを可視化し、バックオーダー、横持ち、長期滞留、廃棄などを削減する。

  • 問題在庫の早期発見:最新在庫や平均在庫が「何日分に相当するか」を自動計算する。在庫日数に基づき、欠品リスクや過剰在庫を色の変化でアラート表示し、優先順位を付けた対応を可能にする。
  • 長期滞留在庫の可視化:数値だけでは見落としがちな長期不動在庫について、滞留期間に応じてグラフを色分け表示(例:90日以上、180日以上など)し、廃棄リスクの低減を支援する。
  • シミュレーションと合意形成:拠点や部門を跨いで同一の画面を共有しながら、在庫計画のシミュレーション結果を確認できるため、社内調整の円滑化に寄与する。

 SaaS版の提供開始は2026年3月を予定している。ライセンス体系は、最低3ライセンスから。価格は、利用するデータ量に応じた月額料金制となる。

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日立ソリューションズ東日本 / 在庫管理 / 調達・購買 / 需要予測 / PSI / SaaS

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