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三菱重工、5万人が利用する人事系システムの操作性をデジタルアダプションで改善、年2万4000時間超を削減へ

2026年2月4日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

三菱重工業(本社:東京都千代田区)は、国内従業員約5万人が使う人事領域の複数システムにおいて、操作性の改善・向上を目的にデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)を導入した。DAP「テックタッチ」を活用することで、年間2万4000時間超の業務削減効果を見込む。テックタッチが2026年2月4日に発表した。

 三菱重工業は、グループ全体で約8万人の従業員を抱えるグローバル企業である。近年は、人的資本経営の高度化を目指して、経費精算、統合人事業務、タレントマネジメントなど、人事領域の各種システムの導入・刷新を進めてきた。

 一方、複数の人事系システムを並行運用する中、従業員にとっての使いやすさとグループ全体でのガバナンスの両立が課題となった。また、管理側の人事部門では、従業員からの操作方法の問い合わせや申請内容の修正対応が多数発生していたという。

 そこで、人事システムの操作性の改善・向上を図る策として、既存システムに手を加えずに、画面に操作ガイドなどを表示するデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)に着目。国産DAPの「テックタッチ」(画面1)を採用した。ITの専門知識を持たない人事部門の担当者でも、約3カ月で複数の人事系システムの操作ガイドを実装できたという。

画面1:「テックタッチ」のリアルタイム操作ガイドの画面例(出典:テックタッチ)
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 三菱重工は今後、DAPを人事領域の複数システムに展開していく予定。以下の導入効果を見込んでいる。

  • 旅費精算システム:導入後3カ月平均で、問い合わせ件数が約30%減少。人事担当者の工数を94時間削減した。効果が継続しており、全社で月間約1500時間に相当する工数削減効果を見込む。
  • 人事ワークフローシステム:申請・承認プロセス全体の効率化により、月間で約500時間の工数削減効果を見込む。
  • タレントマネジメントシステム(社内公募など):操作を画面上でガイドすることで、操作不備が60~80%減り、月間で約50時間の削減を見込む。ガバナンス強化と、事務局の修正対応工数削減に寄与している。合わせて、従業員にとってはマニュアル検索の手間や誤操作への不安がなくなった。
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三菱重工業 / デジタルアダプション / 人事管理 / 製造 / 業務効率化 / テックタッチ

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