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マルコメ、クラウド型経費精算システムを導入、年間で1万5000枚の紙書類と100時間を削減

2023年9月5日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

味噌を中心とする食品メーカーのマルコメ(本社:長野県長野市)は、経費精算システムを2023年8月からクラウドサービスで運用している。ラクスの経費精算クラウドサービス「楽楽精算」を導入し、年間で約1万5000枚発生していた経費精算の紙書類がゼロになるなど、全社が扱う紙書類の60%を削減する見込みである。ラクスが同年9月5日に発表した。

 出汁入り味噌や無添加味噌などで知られるマルコメは、2023年8月からクラウド型経費精算システムを運用している。これにより、年間で約1万5000枚発生していた経費精算の紙書類をゼロにし、会社全体の紙書類の60%を削減する見込みである(写真1)。

写真1:マルコメにおける実際の書類と保管スペースの様子(出典:ラクス)
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 マルコメによると、同社の営業担当者は、商談用のサンプル購入・外出時の駐車場代の領収書など出張費用の精算が多く、日常的に経費精算を申請している。申請のたびにシステムに受領日・金額・取引先を入力しなければならず、領収書の貼り付けや郵送、上長の押印をもらうといった手間に忙殺され、書類の紛失リスクもあったという。

 そこで、ラクスの経費精算クラウドサービス「楽楽精算」を導入。スマートフォンから領収書を読み込んでAI-OCRでデータ化でき、申請時のデータ手入力や紙の申請書の提出などが不要になった。毎月の申請にかかる総作業時間が約100時間削減されると見込んでいる。

 紙の削減効果については、会社全体で使う紙の60%を削減できるとしている。これまでは、全国10拠点から郵送されてくる大量の紙書類の確認やファイリング、書類の保管や保管スペースの確保などに多くの手間と時間がかかっていたという。

 楽楽精算は、経費の申請承認ワークフローを電子化するクラウドサービス。交通費、旅費、出張費など、経費に関する処理を一元的に管理する(関連記事ラクス、クラウド型の経費精算システム「楽楽精算」を強化、UI改善で経費の申請を容易に)。

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