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金沢赤十字病院と福井大学医学部附属病院、遠隔読影の仕組みを閉域網で構築

2026年10月5日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日本赤十字社 金沢赤十字病院(所在地:石川県金沢市)と福井大学医学部附属病院(所在地:福井県吉田郡永平寺町)は、両病院を閉域網でつないだ遠隔読影基盤を構築した。医療専用閉域ネットワークサービスに接続するSD-WANルーターを提供したアライドテレシスが2026年10月5日に発表した。

 金沢赤十字病院は、243床を持ち、地域急性期医療と地域包括ケアの双方を担っている。同院の放射線科は、CTなどの画像を読影し、診療に必要な情報を担当医に提供している。外来では、患者が帰るまでに画像を読影し、診断結果を説明している。院内診療に加え、近隣の診療所からの画像診断依頼も受けており、読影件数は月間約700件に上る。

 従来は常勤の放射線科医2人が読影業務を担ってきたが、そのうち1人が定年を迎えたことで、従来と同じ体制を継続することが難しくなった。定年を迎えた医師は勤務日数を変更して診療を続けたが、従来の診療枠をすべて補うことは難しかった。

 一方、福井大学医学部附属病院にとっては、地域医療機関への支援を継続することが重要なテーマだった。しかし、現地に医師を派遣する支援は、診療時間だけでなく移動時間が必要になる。そこで、情報ネットワークを介した遠隔読影の体制を整えた。

図1:金沢赤十字病院と福井大学医学部附属病院をつないだ遠隔読影基盤のネットワーク構成(出典:アライドテレシス)
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 両院は今回、閉域網で互いをつなぐ遠隔読影基盤を構築した(図1)。通信基盤には、医療専用閉域ネットワーク「WCI(Wires Connect Intelligence)」(ビットブレインが提供)と、同閉域網につなぐためのSD-WANルーター「ARX200Sシリーズ」(アライドテレシスが提供)を採用した。

 WCIは、インターネットにつながっていない閉域網サービスである。インターネットの相互接続点(IX)にも接続していない独立した通信網の中で通信する。ユーザーサイトに引いた光回線を介して、同じようにWCIにつないだ医療機関との間で通信できる。

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金沢赤十字病院 / 福井大学医学部附属病院 / ビットブレイン / アライドテレシス

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