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パナソニック コネクト、現場カメラの画像を生成AIが定期確認、クラウドカメラサービスに機能追加

2026年10月7日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

パナソニック コネクトグループは2026年10月6日、現場映像活用サービス「Cameleo」の新機能として、設定した指示に基づいて生成AIが現場のカメラ画像を定期的に巡回・確認する機能「AI定期巡回」を発表した。現場の状況変化や改善が必要なポイントを文章と画像で報告する。2026年12月から提供する。現在、同機能の有効性や実用性を評価する実証実験を実施中である。

 パナソニック コネクトグループの「Cameleo」は、現場のカメラ映像を遠隔地で活用するためのサービスである。カメラで撮影した映像をクラウド上に録画し、PCやスマートフォン・タブレットなどを使って遠隔監視できる。蓄積したデータを外部システムやSaaSから利用するためのAPIも提供している。

 新機能の「AI定期巡回」は、確認したい項目を文章による指示(プロンプト)で設定するだけで、生成AIが定期的に画像(静止画)を解析する。一部の用途はプロンプトをテンプレートとして用意している。基準となる画像を設定すれば、「あるべき状態」との合致を判定させることもできる。

図1:「AI定期巡回」が想定している現場確認の用途の例(出典:パナソニック コネクトグループ)
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 清掃チェックや売場確認といった小売現場の業務に加え、設備点検などの施設管理業務、河川の安全確認といった公共インフラの見守りまで、人が定期的に行っている巡回・確認業務を支援する機能として、各現場での活用を想定している(図1)。

 巡回・確認処理は最短10分間隔で実行し、処理のたびに静止画を作成して解析する。時間帯や曜日を限定した運用も可能である。異常や、確認が必要な内容を検知した場合は、判定時の画像を添付したメールで通知できるため、管理者は現場に行くことなく状況を把握できる。

 2026年12月の提供開始に先立ち、2025年からコンビニエンスストア3店舗の売場で実証実験を進めている。あらかじめ設定したプロンプトに基づき、注力商品の欠品、陳列量の不足、販促物の未設置や乱れなどを生成AIが検知し、改善が必要な売場を自動で抽出している。実証では、以下の効果を確認している。

  • 確認工数の削減:売場画像の取得から分析までを自動化し、優先的に確認すべき店舗・売場をAIが抽出できるようにした。店舗訪問前の準備や映像確認にかかる工数が減った
  • 指導品質の向上:画像とAI分析結果に基づいた具体的な改善指導ができるようになった
  • 販売機会の確保:従来は店舗訪問時や日次売上で発覚していた欠品を発生時点で把握し、店長へ即時に指示できるようになった。例えば、発注締切が午前10時の注力商品について、午前9時時点で欠品を検知し、締切前に店長へ追加発注を指示できる
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