[新製品・サービス]

primeNumber、メタデータ管理「COMETA」にBI機能、データ集計方法のぶれを防止

2026年10月9日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

primeNumberは2026年10月8日、メタデータ管理サービス「COMETA」に、現場の社員がAIチャット機能に自然言語で依頼してダッシュボードを作れるBI機能を追加すると発表した。特徴は、システム部門がダッシュボードを承認すると、データの集計方法を「認証済み」の基準としてセマンティックレイヤーに反映すること。同じ指標の数字がダッシュボードごとに食い違う事態を防ぐ。

 primeNumberの「COMETA」は、データの意味を示すメタデータを管理し、データを整備するサービスである。テーブルやカラムの説明、社内用語集などを管理するデータカタログ機能を中核に据える。このうえで、自然言語でデータの探索や分析ができるAIチャット機能も備える。

 COMETAのAIチャット機能は、SQLを書かず自然言語で依頼するだけで、グラフやチャートを生成できる。今回、新たにBI機能を追加した。BI機能では、AIチャット機能で生成したグラフやチャートを、参照したいデータを一覧する画面「ダッシュボード」として公開できる。

 ただし、BIには、集計方法がダッシュボードごとに異なってしまう問題がある。例えば同じ「売上」でも、税込か税別かで集計値は変わる。一方、システム部門が集計方法を揃える役割を担うと、新しい指標を参照しようとするたびに現場がシステム部門に依頼することになる。

 COMETAのBI機能は、集計方法の基準をセマンティックレイヤーで一元管理する仕組みを備える(図1)。セマンティックレイヤーは、指標の意味と算出方法を1カ所にまとめた定義集で、ダッシュボードとAIが参照する。

図1:メタデータ管理サービス「COMETA」に追加した、データ集計方法をダッシュボード間で統一できるBI機能の概要(出典:primeNumber)
拡大画像表示

 ダッシュボードを作って活用する実際の流れは、以下の通りである。

 現場の社員が「商品別の平均価格を見せて」とAIチャット機能に依頼すると、AIがグラフやチャートを生成する。システム部門が内容をレビューし、問題がなければ承認してダッシュボードとして公開する。承認した集計方法は「認証済み」の基準としてCOMETAがセマンティックレイヤーに反映する。

 以降は、同じ指標を参照するダッシュボードをAIに作らせても、AIチャット機能で質問しても、認証済みの集計方法を用いて計算する。システム部門が指標や集計方法をゼロから決める必要はなく、現場がダッシュボードを作るたびに定義が増えていく。

関連キーワード

primeNumber / メタデータ管理

関連記事

トピックス

[Sponsored]

primeNumber、メタデータ管理「COMETA」にBI機能、データ集計方法のぶれを防止primeNumberは2026年10月8日、メタデータ管理サービス「COMETA」に、現場の社員がAIチャット機能に自然言語で依頼してダッシュボードを作れるBI機能を追加すると発表した。特徴は、システム部門がダッシュボードを承認すると、データの集計方法を「認証済み」の基準としてセマンティックレイヤーに反映すること。同じ指標の数字がダッシュボードごとに食い違う事態を防ぐ。

PAGE TOP