[新製品・サービス]

AI・RPA・人をつなぎ、業務プロセス全体の自動化へ─Blue Prismのオーケストレーション基盤「WorkHQ」

自社BPOで培った“カスタマーゼロ”の実践知

2026年10月23日(金)愛甲 峻(IT Leaders編集部)

米Blue Prismは2026年10月7日、業務プロセスを構成するAIやRPAなどを管理・連携できる基盤「SS&C Blue Prism WorkHQ」の日本語版を発表した。AIの業務活用をめぐる、業務間のつなぎやシステム間の連携、AI自体の技術的な制約を、RPAとの組み合わせやガバナンスの機能群によって解消し、業務プロセスの包括的な自動化を支援する。

自社BPOでソフトウェアの有効性や信頼性を実証

 米Blue Prism(ブループリズム)は2026年10月7日、業務プロセスの実行に関わるAIエージェント、RPA、API、人といった要素を1つのプラットフォーム上で統合管理する「SS&C Blue Prism WorkHQ」の日本語版の提供開始を発表した。AIエージェントを業務プロセスに組み込み、RPAによる自動化が難しかった業務を含む、エンドツーエンドの自動化を実現するための基盤として訴求している。

 Blue Prismは、RPA(Robotic Process Automation)ソフトウェア市場を形成したベンダーの1社。安全性に重きを置き、一元管理や統制に向くサーバー型・統合管理型のRPAを、主に基幹業務向けに展開してきた。

 同社は2022年に、金融やヘルスケアの領域を中心としたBPO事業をグローバルで展開する米SS&Cの傘下となった。1966年創業のSS&Cは、グローバル35カ国で基幹インフラの運用をはじめとするBPO事業を展開している。SS&Cが運用する顧客の資産は600兆円以上に達するという。

 現在のBlue Prismの特徴の1つが、開発したソフトウェアをBPO事業で利用し、それを外販する「カスタマーゼロ」の方針だ。同社が主戦場とする金融・ヘルスケア業界では、サービスに高い信頼性やセキュリティ水準が求められる。説明にあたった日本法人 社長の長谷太志氏(写真1)は「システムの不具合が巨大な損失や訴訟につながるような業界において、自社で実践し、実証されたサービスを提供している」と語った。

写真1:Blue Prism 日本法人 社長の長谷太志氏

 新たに日本で展開するWorkHQも、すでに自ら本番環境で活用し、成果を上げている。長谷氏が紹介したファンド管理業務における売買不一致の照合のユースケースでは、ルールベースのRPAで自動化できなかった業務にAIエージェントを適用することで、82分の作業時間を5分に削減。コスト削減などの効果も出ているという(図1)。

図1:WorkHQの自社活用の成果(出典:Blue Prism)
拡大画像表示

●Next:AI活用で直面した障壁と、打開するための答え

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
  • 1
  • 2
  • 3
関連キーワード

Blue Prism / SS&C / RPA / AIエージェント

関連記事

トピックス

[Sponsored]

AI・RPA・人をつなぎ、業務プロセス全体の自動化へ─Blue Prismのオーケストレーション基盤「WorkHQ」米Blue Prismは2026年10月7日、業務プロセスを構成するAIやRPAなどを管理・連携できる基盤「SS&C Blue Prism WorkHQ」の日本語版を発表した。AIの業務活用をめぐる、業務間のつなぎやシステム間の連携、AI自体の技術的な制約を、RPAとの組み合わせやガバナンスの機能群によって解消し、業務プロセスの包括的な自動化を支援する。

PAGE TOP