アグレックスは2026年9月28日、「顧客データ品質AI診断サービス」を発表した。同年10月1日から提供する。企業が保有する顧客データの品質を分析して簡易的な名寄せを実施し、さらに生成AIで診断して改善策を提示する。これまで約2週間を要していたデータ品質調査を最短2日に短縮するとしている。価格(税別)は80万円からで、診断対象のデータ量によって変わる。
アグレックスの「顧客データ品質AI診断サービス」は、企業が保有する顧客データに対して品質分析と簡易名寄せを実施し、顧客データ品質の現状と課題を可視化するサービスである(図1)。生成AIによる考察を基に、改善に向けた着眼点や対応の方向性をまとめた診断レポートを提供する。これまで約2週間を要していたデータ品質調査を最短2日に短縮するとしている。
図1:「顧客データ品質AI診断サービス」の概要(出典:アグレックス)拡大画像表示
背景には、生成AIやRAG(検索拡張生成)の活用が進む一方で、データの品質が十分でないために期待した成果を得られない企業がある、という事情がある。これに対して今回、アグレックスが持つデータクレンジングおよび名寄せの知見と、Lighthouseが持つ生成AI活用ノウハウを組み合わせたデータ品質診断サービスを開発した。
前段となる顧客データ品質の分析では、顧客マスターやCRM、SFAなどに蓄積した顧客データを対象に、重複、欠損、表記ゆれなどがあるかを調べ、データ品質の状況を「完全性」「一意性」「妥当性」「正規化度」「住所品質」の5つの観点でスコア化する。これにより、自社のデータが活用可能な状態にあるかを確認できる。次に、氏名・住所・電話番号でデータ同士を照合する簡易的な名寄せにより、重複データの規模感を把握する。
後段では、品質分析と簡易名寄せの結果を基に、生成AIが考察を実施し、改善に向けた着眼点や対応の方向性を提示する。「何を改善すればよいか」が分かる状態を目指すとしている。
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