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[新製品・サービス]

フォーティエンスコンサルティング、AI活用に特化したデータ整備支援サービスを提供

現状診断から対策立案、定着までを一貫して支援

2026年10月27日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

フォーティエンスコンサルティングは2026年10月26日、「AI-readyデータ構築支援サービス」の提供を始めた。企業のデータ整備・管理状況を「体制構築」「蓄積運用」「普及定着」の3つの観点から診断する。この結果に基づき、AI活用戦略・データガバナンス方針の策定から、専門パートナと連携した技術実装、組織への普及・定着までを一貫して支援する。価格は、個別見積もり。

 フォーティエンスコンサルティングの「AI-readyデータ構築支援サービス」は、企業のデータ整備・管理状況を「体制構築」「蓄積運用」「普及定着」の3つの観点から診断するサービスである。さらに、診断結果に基づき、AI活用戦略・データガバナンス方針の策定から技術の実装、組織への普及・定着までを一貫して支援する。

 背景には、データ品質とガバナンスの不備が原因で、AIへの投資が成果に結びつかないケースが増えている事情がある。AIがデータを解釈するには、業務上の定義や収集条件、注釈など、データの意味や前提を示す「データコンテキスト」の整備が欠かせない。これらの情報が不足すると、データ自体の品質が高くても、AIが業務上の意味を取り違え、期待した回答や判断につながらないおそれがある。

図1:策定するロードマップのイメージ(出典:フォーティエンスコンサルティング)
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 今回提供するサービスは、フォーティエンスコンサルティングのコンサルタントによるヒアリングを通じ、企業のデータ整備状況を「体制構築」「蓄積運用」「普及定着」の3つの観点で診断する。さらに、AIで活用できる状態にするための実行計画を策定する(図1)。診断には、データマネジメントの国際団体DAMA Internationalが策定した知識体系「DMBOK2」に準拠した同社独自のフレームワークを使う。

  1. 体制構築(戦略・組織・人材の整備状態):AI活用のユースケースとデータ整備の計画が連動しているか、データの責任者やAI利用の承認手順を定めているか、必要な知識・スキルを持つ人材を育成できているかを診断する
  2. 蓄積運用(データ基盤の整備状態):社内データをAIが参照できる形に加工し、継続的に連携・更新する仕組み、AIが参照するデータの品質管理、業務上の定義や社内用語、データの収集条件が明確になっているかを診断する
  3. 普及定着(AI・データ活用に関する組織全体への浸透・定着度合い):社員がAIの出力を適切に検証・活用できているか、AIツールの利用環境やサポート体制が整っているか、機密データのAI利用ルールやデータ分類方針を定めているかを診断する

 診断では、企業が実現したいAI活用と、現在のデータ・組織の状態との隔たりを調べる。さらに、AIが活用可能なデータ環境をレベル0(未着手)、レベル1(部分対応)、レベル2(全社展開)、レベル3(継続改善)の4段階に分類したうえで、利用可否や利用時に必要な措置を詳細に定める。

 サービスの流れは、以下の通りである。まず、ヒアリングシートを使ったアセスメントで企業の現状と優先課題を可視化する(図2)。アセスメントの結果をもとに、AI活用のロードマップやデータガバナンス方針、データのAI利用可否の分類、3カ年実行計画を策定する。続いて、個社のニーズに沿って技術を実装しながら、データガバナンスの運用や組織への普及・定着を支援する。

図2:アセスメント評価シートのイメージ(出典:フォーティエンスコンサルティング)

 アセスメントは20~60分程度、ロードマップなどの構想策定は最短2カ月で実施する。実装・定着支援はユーザー企業の課題や支援範囲に応じて継続的に提供する。

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