[事例ニュース]
三菱UFJ eスマート証券、株式発注システムのデータベース基盤をExadata Cloud@Customerで刷新
2026年10月23日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
三菱UFJ eスマート証券(本社:東京都千代田区)は、株式発注システムと勘定・売買審査データベースの次期基盤に「Oracle Exadata Cloud@Customer」を採用した。BCP環境にはOCI上の「Oracle Base Database Service」を使う。2027年3月までに移行を完了する予定。日本オラクルとアシストが2026年10月23日に発表した。
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループのネット証券戦略の中核を担っており、オンライン証券事業を営んでいる。2026年7月末時点で、約210万口座を持つ。
現在の株式発注システムは、2014年に稼働した。国内株式の現物・信用取引、先物・オプション取引における注文取次ぎ、注文・約定および取引履歴の管理に加え、金銭・有価証券残高、信用取引保証金、先物取引証拠金などを管理している。
今回、Oracle AI Databaseなどを含んだ既存のデータベース基盤の更改にあたり、複数のオンプレミス製品で構成したインフラの保守・運用負荷を軽減するとともに、ストレージ固有の機能に依存したバックアップやデータ複製の運用を見直す必要があった。このため、クラウドのデータベース環境をオンプレミスに配置できる「Oracle Exadata Cloud@Customer」を採用した。
2026年5月に、Oracle Exadata Cloud@Customerを導入済みである。今後、データベースの構築とテストを段階的に進め、2027年3月に株式発注システムのデータベースと勘定・売買審査データベースを切り替える。本番稼働後は、パッチ適用を含む運用の標準化と効率化を進める。また、「Oracle Real Application Testing」を活用し、パッチ適用などの変更がシステムに与える影響を本番適用前に検証する。
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