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NTTドコモ、AWS App Mesh終了を機に営業系フロントシステムの通信制御基盤を刷新

2026年10月23日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTドコモは、営業系フロントシステムを構成するマイクロサービス間の通信制御基盤を刷新する。システム基盤であるAmazon ECS環境でこれまで使っていたAWS App Meshのサービス終了を機に、APIゲートウェイ「Kong」を導入する。Kongが2026年10月22日に発表した。

 NTTドコモは、ドコモショップとオンラインサービスを支える営業系フロントシステムを2024年3月に稼働させた。契約情報を管理するレガシーCRM(SoR)と、顧客接点を担うフロントエンドシステム(SoE)を分離させ、顧客ニーズの変化に迅速に対応できるアーキテクチャをとった。フロントエンドシステムは、Amazon ECS上でマイクロサービスとして稼働している。

 ところが、運用開始後、マイクロサービスが増えたことによって設定と運用が複雑化した。また、新型iPhone発売時などに発生する急激なトラフィックの増大や、バックエンドシステム(CRM)を保護するための流量制御の限界といった課題が顕在化した。

 今回、マイクロサービス間の通信を制御する基盤として使っていたサービスメッシュ「AWS App Mesh」の提供が2026年9月30日に終了するというアナウンスを契機に、新たな通信制御基盤としてAPIゲートウェイ「Kong」(Kongが提供)を採用した(図1)。

図1:NTTドコモにおける営業系フロントシステムのシステム構成。マイクロサービス間の通信制御基盤をAWS App MeshからKongに刷新する(出典:Kong)
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 Kongが備える流量制限機能により、イベント時に発生する突発的なアクセス増からバックエンドシステムを保護する。また、API管理サービス「Kong Konnect」を活用してマイクロサービスを可視化し、設定変更などを一括して適用できるようにする。

 今後は、API応答速度の異常を検知して障害の予兆を把握するといった、AIも活用した分析によって運用を高度化することを検討する。

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NTTドコモ / Kong / Amazon ECS / マイクロサービス

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