ネットスター、ランシステム、No.1、UTMアプライアンス「Club One Systems」を共同開発

2010年9月1日(水)IT Leaders編集部

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URLフィルタリング製品技術・サービスの開発・提供・URLリストの収集・分類・配信を行うネットスターは2010年8月31日、「iZE Thin Client（アイズシンクライアント）」を取り扱うランシステム、No.1と共同で、シンクライアントでURLフィルタリング機能を実現する技術を開発した。そして、この技術を用いたシンクライアント機能付きUTMアプライアンス「Club One Systems」を企画・商品化し、中小規模法人向けに9月1日より販売開始すると発表した。

　中小規模の法人では、専任のシステム管理者を置けない場合が多く、その一方で業務用のノートパソコンは外出時や帰宅時も含め、最大限に活用したいと考えている。

　こうしたニーズに対応するために、ネットスターとランシステムおよびNo.1は、ネットスターのルータ型フィルタリングサービス「サイトアンパイア」と、ランシステムが販売代理店を務めるUSBメモリ起動型シンクライアント「アイズシンクライアント」の2つの機能を実現する技術を開発し、それらを標準搭載したUTMアプライアンスを企画・商品化した。

　今回、標準搭載されたシンクライアント機能付きUTMアプライアンス「Club One Systems」は、専用USBメモリと専用ルータの組み合わせにより、USBメモリを差し込むだけで、手元のPCをシンクライアントとして利用できる。

　またシンクライアント化されたPCは、外出先や自宅など、利用場所を選ばず社内と同じルールでフィルタリングが利用可能となり、安全かつ効率的なネット利用ができるようになる。

　また、低コストで簡単にフィルタリングとシンクライアントの二つの機能が利用可能となるため、PCの持ち出し利用頻度が高い中小規模の法人や、在宅勤務など職場以外からPCを利用する機会が多い法人での利用に最適である。

　Club One Systemsの詳細は次のとおり。

▼NR-200、NR-300の主な機能