[事例ニュース]

2023年1月26日(木)IT Leaders編集部

リスト

　京浜急行電鉄グループのビジネスホテルチェーン、京急イーエックスインは、同社が運営する「京急 EXホテル 札幌」（北海道札幌市）において、LINEを使ってチェックインからチェックアウトまでを非接触・非対面で完結するレセプションサービスを開始した。LINEで宿泊者情報の事前登録を行い、ホテル到着時に予約QRコードをチェックイン機にかざすとルームキーが発行されてチェックイン、出発時に同機にルームキーを返却することでチェックアウトとなる（写真1）。

写真1：LINE上に表示したQRコード（写真左）と、新たに設置したオムロン ソーシアルソリューションズ製セルフ事前チェックイン機（出典：京急イーエックスイン、富士通Japan）

　京急 EXホテル 札幌は、2022年6月の開業時からキャッシュレス決済を導入し、「ノータッチステイ」が可能なセルフチェックイン機を設置している。基盤サービスに、富士通Japanのホテル管理システム「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart ホテルSaaS ノータッチステイサービスオプション」を利用する。

　今回、オムロン ソーシアルソリューションズのセルフ事前チェックイン機を導入し、ノータッチステイサービスと連携。チェックインからチェックアウトまで非接触・非対面で行えるようにした。

　宿泊者がホテル到着後にフロントで行うチェックインを、LINEで事前に宿泊者情報の入力を済ませることができ、ホテル到着時は、LINEに表示した予約QRコードをセルフチェックイン機に読み込ませる。これでチェックインが完了し、ルームキーを受け取れる。出発時には、同機にルームキーを返却することでチェックアウトが完了する。