パーソルワークスデザインは2023年9月28日、GRANDITの中小企業向けクラウドERP「GRANDIT miraimil」の関連サービスとして、ERPのバックオフィス業務を代行するアウトソーシングサービス「BPOサービス for GRANDIT miraimil」を提供開始すると発表した。受発注の受付入力など個別業務を対象としたBPOや、バックオフィス業務のプロセス全体を対象とした包括的なBPOを提供する。
GRANDITの「GRANDIT miraimil（グランディット ミライミル）」は、オンプレミス版のGRANDITをベースにした中小企業向けのクラウド型ERPソフトウェアである。日本の業種固有の商習慣をパターン化している。クラウドの特性を生かして最短で3カ月で導入でき、平均80%の導入コスト削減を図れるとしている（関連記事：GRANDIT、中小企業向けのクラウドERP「GRANDIT miraimil」を提供開始）。
パートナー企業がGRANDIT miraimilを用いて顧客企業のバックオフィス業務を代行する「BPOサービス for GRANDIT miraimil」を用意している。2023年9月にBlueWorksAccountingが、税務上必要となる帳簿の整備・記帳業務や、ネットバンクによる支払代行業務を代行するBPOサービスを提供している（関連記事：中小企業向けクラウドERP「GRANDIT miraimil」、記帳や支払業務を代行するBPOサービスを開始）。
BlueWorksAccountingに続いて、パーソルワークスデザインがBPOサービスを提供開始する。属人的な業務を標準化・定型化し、個別業務から業務プロセス全体を委託できる体制を構築する。受発注の受付入力などの個別業務を対象としたBPOを提供するほか、販売活動におけるバックオフィス業務のプロセス全体（複数の個別業務で構成するプロセス）を対象とした包括的なBPOを提供する（図1）。
図1：パーソルワークスデザインが提供可能な、GRANDIT miraimilを対象としたBPOサービスの概要（出典：GRANDIT）拡大画像表示
なお、パーソルワークスデザインは、2018年10月に日本アイデックス、ハウコム、テンプスタッフ・ライフサポートの統合で設立された企業である。アウトソーシングのプロフェッショナルとして、全業種の一般事務から情報処理、システム設計、ソフトウェア開発、コールセンター、ヘルプデスク、保健指導、採用代行などのBPOやITアウトソーシングを提供している。
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