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音声解析AI電話「MiiTel」、他社の電話データ分析時にモノラル音声も取り込み可能に
分析対象となる電話システムが増加
2023年9月29日(金)日川 佳三（IT Leaders編集部）
RevComm（レブコム）は2023年9月29日、音声解析AIを備えたIP電話サービス「MiiTel（ミーテル）」において、従来のステレオ録音に加えて、モノラル録音の音声ファイルも分析できるようにしたと発表した。これにより、分析対象となる電話システムが以前よりも増えた。
RevComm（レブコム）の「MiiTel（ミーテル）」は、音声解析AIを備えたIP電話サービスである。営業電話やコンタクトセンターの会話を録音し、AIがテキストを起こして内容を解析する。顧客と担当者が何を、どのように話しているかを可視化する。
図1：他社の電話データをMiiTelに取り込んで分析する「Incoming Webhook」機能の概要。今回、モノラル録音の音声ファイルも取り込めるようにした（出典：RevComm）拡大画像表示
他社の電話音声データをMiiTelに取り込んで分析する「Incoming Webhook」機能を備える。同機能では、音声録音ファイル（wav/m4a/mp3形式、ステレオ録音）およびデータ（JSON形式、ID、通話種別、グループ名、発信時刻、通話開始時刻、終話時刻、発信元電話番号、着信電話番号など）を取り込んで分析する（図1、関連記事：音声解析AI電話「MiiTel」、他社電話データの分析と外部システムへのデータ提供が可能に）。
今回、同機能において、ステレオ録音に加えて、モノラル録音の音声ファイルをアップロード・分析できるようにした。これにより、分析対象となる電話システムが増えた。なお、モノラル録音時も話者を分離し、話者それぞれの話した内容を分離して記録する。
なお、分析したデータは、同機能からCRMやSFA（営業支援）、BIなどの外部システムに連携させられる。指定したURLに対して、音声解析結果をリアルタイムにJSON形式で送信する仕組み。
