[新製品・サービス]
NTTデータ先端技術、VMwareからProssione Virtualizationへの移行を検証するPoCサービス
2026年9月29日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
NTTデータ先端技術は2026年9月25日、サーバー仮想化基盤をVMwareからKVMを基にした「Prossione Virtualization」へと移行するPoCサービスを発表した。VMware環境から抽出した仮想マシンを、PoC環境上のProssione Virtualizationに移行し、アプリケーションの動作確認や性能評価、高可用性機能の検証を実施する。本番移行前に移行リスクや技術的な課題を可視化し、自社システムへの適用性を評価できる。
NTTデータ先端技術は、サーバー仮想化基盤をVMwareからKVMを基にした「Prossione Virtualization」(図1)へと移行するためのPoCサービスを始めた(関連記事:NTTデータ、KVMベースの仮想化基盤「Prossione Virtualization 2.0」を発表、高可用機能と移行ツールを追加)。
図1:サーバー仮想化基盤ソフトウェア「Prossione Virtualization」の概要(出典:NTTデータ先端技術)拡大画像表示
PoC環境上にProssione Virtualizationを用いた仮想化基盤を構築し、ユーザーのVMware環境から抽出した仮想マシンイメージを移行する(図2)。このうえで、アプリケーションの動作確認と性能評価を実施する。また、PoC環境がユーザー環境の性能要件を満たしていることを確認したうえで、移行後のシステムが業務要件を満たしていることを評価し、本番移行に向けた技術課題を整理する。
図2:Prossione Virtualizationへの移行を支援するPoCサービスの内容と実施の流れ(出典:NTTデータ先端技術)拡大画像表示
さらに、Prossione Virtualizationの高可用性機能(PV-HA)を利用し、サーバー障害の発生時に仮想マシンを別のサーバーへと自動で切り替える動作(フェールオーバー)と、復旧後の切り戻し動作(フェールバック)を検証する。これにより、サービス継続性や運用・保守性の観点から本番システムへの適合性を評価する。
仮想化基盤の移行後を見据え、AIを活用した運用高度化機能(AIOps)の評価も要件に応じて実施可能である。仮想化基盤の稼働情報やログ情報の分析、異常検知、診断支援などを通じ、運用品質向上や運用負荷軽減の実現性を評価する。
PoCサービスを提供する背景についてNTTデータ先端技術は、「仮想化基盤は企業の重要な業務システムを支える中核インフラであり、移行にあたってはアプリケーションの互換性や性能への影響、可用性の確保、運用方法の変更など、多岐にわたる検討が必要」と指摘する。なお、2026年7月にはProssione Virtualizationの導入・運用を支援するサービスの提供を始めている(関連記事:NTTデータ先端技術、仮想化基盤「Prossione Virtualization」の導入・運用を支援)。
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