[新製品・サービス]
NRIセキュア、Microsoft 365とAPI連携するProofpointのメールセキュリティ製品
2026年10月8日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は2026年10月7日、メールセキュリティ製品「Proofpoint Core Email Protection API」(米Proofpoint製)の販売を開始した。Microsoft 365の受信トレイに届いたメールをAIが判定し、危険と判断したメールに対して警告を付与したり、隔離したりするなど、あらかじめ設定した対処を施す。NRIセキュアは、PoCから本番導入まで支援する。
NRIセキュアが販売を始めた「Proofpoint Core Email Protection API」(米Proofpointが開発)は、メールセキュリティ製品である。Microsoft 365の受信トレイに届いたメールをAIが判定し、危険と判断したメールに対して警告を付与したり、隔離したりするなど、あらかじめ設定した対処を施す。NRIセキュアは、PoCから本番導入まで支援する。
Microsoft 365とAPIで連携して動くことから、メールの配送経路(DNSのMXレコード)を変更せずに導入できる。Microsoft 365は、メールボックスにメールが届いたことをWebhookでProofpointに通知する。通知を受けたProofpointは、Microsoft 365のAPIでメールの情報を取得して判定し、結果に応じてメールボックス上のメールを操作する(図1)。
図1:Microsoft 365と連携するメールセキュリティ製品「Proofpoint Core Email Protection API」の動作概要(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)拡大画像表示
メールが危険かどうかの判定には、メールの文面、送信元の振る舞い、ヘッダー情報、リンク先の構造などを利用する。AIがこれらを分析し、「危険」「不審」「スパム」「一括配信メール」の大きく4つに分類する。分類した結果に応じて、警告付きメールへの置き換え、隔離、迷惑メールフォルダへの移動、記録だけを残す処理の4種類のうち、いずれかを施す。管理画面では、検知件数や実施した対処を一覧で確認できる。
メールボックスに届いたメールをAPIで判定するため、外部から受信するメールだけでなく、組織内の従業員同士が送受信するメールも監視の対象になる。従業員ごとのやりとりの相手や頻度といった平常時の傾向を学習し、送信量の急増など、通常とは異なる動きを検知して管理者に通知する。攻撃者が認証を突破して乗っ取ったアカウントから組織内に送るメールなど、内部を起点とする被害を抑止する。
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