[中国電脳事情]

2015年7月6日(月)足立 治男

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ファーウェイの欧州市場売上げが前年比26％増、IoT/Industrie 4.0に照準

─毎日経済新聞（2015年6月17日）

　中国通信機器メーカー最大手のファーウェイ・テクノロジーズ （華為技術）が先ごろ、ドイツ・ミュンヘンで記者会見を開き、欧州における売上げの状況について説明した。

　ファーウェイの欧州における2014年の売上高は、前年比26％の成長で66億米ドル（約8084億円）となった。これは同社の売上全体の14.3％に相当する。また、欧州における2014年の技術投資額は7000万ユーロ（約94億5000万円）、購買額は37億米ドル（約4532億円）だったという。

　大規模プロジェクトの受注においては、オランダ・ロッテルダム港の「スマート港湾」プロジェクトでの受注に成功したほか、アムステルダムやティルブルフなどの都市におけるスマート都市戦略提携協議の締結や、ドルトムント、ベンフィカ、ヴォルフスブルクなど十数都市のスタジアムで同社のスマートスタジアムソリューションが採用された。