AIシステム開発/コンサルティング会社のAVILEN（アヴィレン）は2023年3月23日、ChatGPTの社内活用を支援するコンサルティングサービスを提供開始した。ChatGPTの導入に際してハードルを抱えた企業に、ヒアリングから各種検討、具体的な導入・構築方法の提案などを行う。2023年春に、ChatGPTを採用したAIチャットボットをユーザーが希望する活用方法にカスタマイズして提供する予定である。
AVILENは、ChatGPTの社内活用を支援するコンサルティングサービスを提供開始した。ChatGPTの導入に関してハードルを抱えているユーザー企業に、ヒアリングから各種検討、具体的な導入・構築方法などの提案などを行う。
「ChatGPTを迅速に自社の業務に導入して有効活用することが競争優位性のために非常に重要である。その一方で、求めるアウトプットを得るためには専門知識に基づくチューニングが求められる」（AVILEN）ことからサービスを提供する。例えば、「やりたいことを実現する方法が分からない」「社内ドキュメントや情報を学習させ、正しい回答を出力できるようにしたい」「セキュリティのリスクが心配」といった課題への解決方法を示すという。
ユーザーの業界やビジネスモデルに特化したChatGPTの活用・導入方法を提案するほか、必要に応じてシステムの構築も請け負う。
最初のヒアリングでは、ビジネスモデル、業務内容、改善を期待する箇所や業務課題、導入に際しての懸念点・制約事項などをユーザーから聞き出して把握する。次に、ビジネスモデルへの適応方法を検討し、業務効率化につながる箇所を特定、導入ステップを構築し、実現方法および技術課題を洗い出す。その後、要件をクリアするための製品・サービスや、要件外の活用方法、具体的な導入・構築方法などを提案する。
AVILENは、2023年春にChatGPTを採用したAIチャットボットを、社内情報検索用や顧客対応などユーザーが希望する活用方法にカスタマイズして提供する予定。社内ドキュメントをソースにした回答が瞬時に作成可能になるという。
