アシストは2009年12月7日、日本国内での販売権を有しているBIプラットフォーム「WebFOCUS（ウェブフォーカス）」（開発元：米Information Builders）の新バージョン「7.6.10」の提供を同日より開始すると発表した。
「WebFOCUS」は、経営層や現場の業務担当者、複雑な分析を必要とするアナリストまで全社規模で幅広く情報を活用するための仕組みを提供するBIプラットフォーム。企業力向上に大きく貢献する製品として全世界1万2,000以上の顧客サイト、日本国内では金融、製造、流通など幅広い業種業態の大手企業832社（2009年8月末現在）への採用実績を誇る。
WebFOCUSではさまざまなデータソースから視覚的なレポートを作成し、Excel、 PowerPoint、HTMLなど用途に応じた多様な形式で出力できる。新バージョン7.6.10では、ビジュアルなレポートを多様に表現できるAdobe Flexテクノロジーを活用した「WebFOCUS Flex連携」が機能アップし、月別、年別など参照したい軸を変更すると、PDF上でグラフやレポートが動的に変化し、高度な分析を可能にする「インタラクティブPDF」が追加された。
他にも、グラフ上のコンポーネントをドリルダウンする際に複数の関連誘導先を表示できる「マルチドリルダウン」機能や、開発者向け機能としてBLOB（Binary Large Object）データタイプのサポートなどが追加されている。
「WebFOCUS」の販売価格は、最小構成で170万1,000円より（税込、初年度メンテナンスサポート料含む）で、以下の環境で動作する。
- 稼働OS
Windows 2000 Server、Windows Server 2003、Windows Server 2008、AIX、HP-UX、Solaris、Red Hat、SUSE、MIRACLE - 対応データベース
Oracle、SQL Server、DB2 UDB、Sybase、Sybase IQ、SAP R/3、SAP BW、Teradata、Netezza、MySQL、ODBC、JDBC、DB2/400、ADABAS、IMS/DB、VSAM、SAM、他40種類以上
