NTTインテグレーションは2026年10月30日、オフコン/UNIX環境でのRAGシステムの導入前検証を支援する「Spyreトライアルサービス」を開始した。IBMの業務用サーバー「Power11」用のAI推論アクセラレータ「IBM Spyre」を検証できる。文書検索や社内ナレッジ検索、問い合わせ対応などを対象に、AIの応答性、回答品質、業務への適合性を確認できる。
NTTインテグレーションの「Spyreトライアルサービス」は、オフコン/UNIX環境におけるRAG(検索拡張生成)システムの導入前検証を支援するサービスである。AI推論アクセラレータ「IBM Spyre」の実機環境で、AI推論やRAGの適用可能性を検証できる。文書検索や社内ナレッジ検索、問い合わせ対応などを対象に、AIの応答性、回答品質、業務への適合性を確認できる。
IBM Spyre(IBM Spyre Accelerator for Power)は、AI推論処理に特化したAIアクセラレータである。メインフレームの「IBM z」と「LinuxONE」、および業務用サーバー「Power11」(オフコンOSのIBM iまたはUNIXのAIXが稼働)のPCI Express拡張バスに装着して使う(関連記事:NTTインテグレーション、IBM PowerにAI推論アクセラレータを搭載したAIサーバーを2026年10月に提供)。
今回のサービスでは、NTTインテグレーションが保有するIBM Spyreを使ったトライアル環境(横浜データセンターに設置)に、インターネットまたは閉域網経由で接続する。同環境は月額で利用できる。事前に定めた検証シナリオおよび評価基準に基づく評価では、AI推論の運用性も確認できる。検証基盤の監視や障害発生時の一次対応などはNTTインテグレーションが担当する。
本番導入時は、ユーザーの要件に応じて、IBM i/AIXの業務データとAI推論環境を連携させる構成を提案する。データを必要以上に外部環境に移動させず、データに近い場所でAIを活用する「Bring AI to the Data」の考え方に基づき、データ配置要件や運用要件に適したシステム環境を設計・構築する。
NTTインテグレーション / IBM i / RAG
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