日本ヒューレット・パッカードは2011年5月19日、プライベートクラウドの導入支援サービス「HP CloudStart」を発表した。ハードウェアやソフトウェアを組み合わせた性能や動作検証済みの標準構成を利用し、約30日でクラウド環境を構築/導入する。
ブレードサーバーやスイッチ、運用管理ツールなどを組み合わせたクラウドアプライアンス製品「HP Cloud System Matrix」に加え、Matrixが標準では備えないビリング（課金）ツールやバックアップツールといったソフトウェア製品と、構築/導入サービスで構成する。仮想化ソフトはヴイエムウェアの「VMware vSphere」か、日本マイクロソフトの「Hyper-V」から選択して導入する。ストレージは別売。
仮想サーバー上へのソフトウェアやミドルウェアの配備機能、サーバーのパフォーマンス管理機能などをMatrixに導入するサービス「HP Cloud Service Automation for Matrix」などの有償オプションを用意する。価格は、HP CloudStartが4000万円程度から、HP Cloud Service Automation for Matrixが1000万円程度から。 （鳥越）
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