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損保ジャパン、基幹系をメインフレームからAzureへリホスト

2026年9月25日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

損害保険ジャパン(本社:東京都新宿区)は、メインフレームで稼働していたシステムをMicrosoft Azure環境にリホストし、2025年6月に稼働させた。リホストプロジェクトは2021年9月に始まり、約45カ月の開発を経て本稼働した。リホストツール「OpenFrame7」を提供した日本ティーマックスソフトが2026年9月25日に発表した。

 損保ジャパンは、メインフレーム上で稼働していたミッションクリティカルなシステムをMicrosoft Azureに移行した。COBOL、JCL(ジョブ記述言語)、アセンブラを中心としたミッションクリティカルなシステムであり、再開発することなくインフラ基盤だけを載せ替えるリホスト型で移行した。プロジェクトは2021年9月に始まり、約45カ月の開発を経て2025年6月に稼働させた。

 リホストツール「OpenFrame7」(日本ティーマックスソフトが提供)を活用した。OpenFrameは、COBOLなど各種言語処理系やJCL、データベース、TPモニターなど、リホストに必要な開発環境や各種ミドルウェアを一通り備えている(関連記事:TmaxSoft、メインフレーム環境をそのままクラウドに移行する「OpenFrame onクラウド」)。

 背景として、保険会社のシステムは、契約者へのサービス提供のため、長期間にわたる安定した運用が求められる。一方、メインフレーム環境は、システム規模を縮小したとしても運用コストを減らすことが難しいほか、ハードウェアやソフトウェアの保守・更改にともない継続的に投資が発生する。メインフレーム環境からオープン環境に移行することで、コストを抑制できる可能性がある。

 損保ジャパンは、メインフレームからオープン環境への移行にあたり、アプリケーションを再構築するリビルドや、現状の機能のまま別の言語に書き換えるリライトではなく、アプリケーションにできるだけ手を入れずに異なるアーキテクチャのインフラに載せ替えるリホストを採用した。リホストを選択したことで、短期間かつ低リスクでの移行を狙った。

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