アドバンスト・メディアは2021年2月3日、AI音声認識を活用した文字起こし支援ツール「AmiVoice ScribeAssist」を強化し、Zoomミーティング・ウェビナーの字幕機能を追加した。Zoomミーティング/ウェビナーでの会話をリアルタイムで文字化し、画面上に字幕を表示することが可能になった。
アドバンスト・メディアの「AmiVoice ScribeAssist」は、AI音声認識を活用した文字起こし支援ツールである。
今回、字幕機能を強化した。Zoomミーティング/ウェビナーと組み合わせて利用した際に、会話をリアルタイムで文字化し、Zoom画面に字幕を表示できるようになった（画面1）。発話内容をテキストで視覚化することで、より伝わりやすくなる。
画面1：AmiVoice ScribeAssistを使っている画面。Zoomミーティング画面に字幕をリアルタイムに表示できる（出典：アドバンスト・メディア）拡大画像表示
参加者は各自、Zoom内で字幕表示の有無を選択する。文字サイズは大・中・小から選択可能。話者情報表示機能で、発言の冒頭に発言者の名前を表示することもできる。
この新機能は、ソフトウェアをインストールしていないユーザーのZoom画面にも字幕を表示することができる。従来バージョンにも字幕をポップアップさせる機能が付いていたが、ソフトウェアをインストールしたPCでのみ有効で、複数ユーザーで字幕を共有するには、画面を共有する必要があった。
関連キーワード
アドバンスト・メディア / AmiVoice / Zoom / 音声認識 / テレワーク
関連記事
