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ロイヤルホストと天丼てんやの326店舗で、食材発注をAIで自動化

発注量の過不足発生を抑えて食材ストックを適正化

2025年3月7日(金)IT Leaders編集部

ロイヤルホールディングス(本社:福岡県福岡市)は、同社運営の外食チェーン「ロイヤルホスト」と「天丼てんや」の計326店舗において、食材の発注をAIで自動化するシステムを運用開始した。Goalsの発注管理クラウドサービス「HANZO 自動発注」を導入し、AI機能を用いて発注量の過不足発生を抑えて食材ストックの適正化を図る。Goalsが2025年3月6日に発表した。

 ロイヤルホールディングスは、同社が運営する外食チェーン「ロイヤルホスト」と「天丼てんや」の計326店舗(ロイヤルホスト215店舗、天丼てんや111店舗)において、食材の発注をAIで自動化するシステムを運用開始した。

 Goalsの発注管理クラウドサービス(SaaS)「HANZO 自動発注」を導入し、AI機能を用いて発注量の過不足発生を抑えて食材ストックの適正化を図る(写真1)。

写真1:店舗での「HANZO 自動発注」利用イメージ(出典:Goals)
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 両チェーンの店舗では、売上・来客数を予測し、納入日などを確認して食材を発注しているが、経験や勘に頼る部分もあるために属人化が発生し、発注量の過不足が生じやすい問題を抱えていたという。

 導入したHANZO 自動発注(画面1)は、AIが需要を予測して発注量を算出する。発注時間を短縮できるほか、発注ミスによる食材不足や過剰在庫を防ぎ、発注担当者の心理的負担や食材ロスを軽減する。また、天候などによる売上増減や、最近の注文傾向なども加味して店舗ごとに売上を予測。適切な食材の発注量を算出し、自動で発注システムに連携する仕組みを備えている。

画面1:発注管理クラウドサービス「HANZO 自動発注」の画面(出典:Goals)
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