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スリーシェイク、クラウドETL「Reckoner」に月額3万円のエントリープラン

2022年12月8日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

スリーシェイクは2022年12月8日、クラウドETLツール「Reckoner」に「Entryプラン」を追加した。価格(税別、以下同)は月額3万円。既存の「Standardプラン」(月額15万円)より手軽に導入可能である。Reckonerは、データのETL(抽出/加工/登録)機能をSaaSで提供する。GUI操作でETL処理を設計・実行可能である。

 スリーシェイクの「Reckoner」は、クラウド型で動作するETL(抽出/加工/登録)ツールである。GUI操作だけでETL処理を設計して実行可能である(図1関連記事スリーシェイク、クラウドETL「Reckoner」を強化、データの暗号化や列結合が可能に)。

図1:Reckonerの概要(出典:スリーシェイク)
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 今回、「Entryプラン」(月額3万円)を追加した。既存の「Standardプラン」(月額15万円)よりも手軽に導入可能である(表1)。

表1:EntryプランとStandardプランの差異(出典:スリーシェイク)
プラン Entryプラン Standardプラン
価格(税別) 月額3万円 月額15万円
ワークフロー数 2 10
アップロードデータ量 10GB/月 100GB/月
連携先 3 無制限

GUI操作でETL処理を設計・実行できるクラウドETL

 Reckonerの特徴は、GUI操作でETL処理を設計して実行できること。「ワークフローを作成する」というシンプルなステップでETL処理を実行する。

 データの読み込み(抽出)と書き出し(登録)は、数クリックの操作で済む。接続先の一覧からサービスを選択し、必要な情報を入力する。スケジューリング機能を使えば、データの書き出しを定期実行することも可能。ワークフロー同士の依存関係を設定して順番に実行したり、APIを介してワークフローを実行したりといった運用に対応する。

 接続先システム/アプリケーションとして、各種データベース(BigQueryやMySQLなど)やSaaS(Salesforceなど)などを指定する。データの加工/変換を、GUIでワークフローを作成する操作から実行でき、加工/変換のためのプログラムを書く必要がない。データ変換時には、画面上に実際のデータを加工した結果をプレビュー表示し、結果を確かめながら操作できる。

 具体的な加工/変換処理として、文字列の変換、カラムの追加・削除、型・名前の変換、データ同士の結合、値のグループ化、値のバリデーションとフィルタリング、値の集計(合計、平均、最大、最小、カウンタ)、値のハッシュ化、顧客情報のマスキング、フォーマット変換などがある。

関連キーワード

スリーシェイク / ETL / Reckoner / クラウドETL / SaaS

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