カシオ計算機子会社のカシオヒューマンシステムズは2010年12月14日、同社の「アドプス人事統合システム」が、ミツカングループ全体の人事・給与データを一元管理するシステムとして採用され、グループ各社の基幹業務(情報システム、総務、経理機能)全般をトータルでサポートしているミツカンビジテックに納入されたと発表した。
カシオヒューマンシステムズの「アドプス人事統合システム」は、企業の人事業務支援に特化した独自のシステムとして、カシオ計算機が1990年に販売を開始(2009年10月よりカシオヒューマンシステムズが承継)。以来、人事情報データの一元管理による人材配置や給与計算、就業管理、査定・処遇の決定など、人事部門の幅広い業務内容を網羅するシステムと、直感的に使える操作性が評価され、既に1,700社を超える企業への導入実績を有している。
ミツカングループは、食酢・ぽん酢・みりん・つゆ・たれ・ふりかけ・納豆などの調味料・食品を展開しており、グループ全体の戦略策定ならびに海外事業の統括を行うミツカングループ本社と、それぞれに権限を与えられた事業カンパニーと機能カンパニー群によって構成されている。
今回、ミツカングループでは人事・給与システムの更新にあたり、複数社のパッケージを比較検討した結果、以下の理由によって「アドプス人事統合システム」の導入決定に至ったとのこと。
- グループ会社対応機能により、グループにおける事務処理の標準化・効率化を図れる。
- Web機能の活用により、給与明細の照会・申請手続き時の社員へのサービス向上が図れる。
- 導入への支援体制が充実しており、短期間で稼働可能。
- サポート体制が充実しており、法令改正などの変動要因にも柔軟に対応可能。
カシオヒューマンシステムズでは、「アドプス人事統合システム」を中心とした人事ソリューションビジネスの強化に向けて、多様な業種や業態に対応したシステムの拡充・提供を続けるとともに、人材・組織戦略を支援する活動を積極的に展開していくとしている。
カシオヒューマンシステムズ
http://www.casio-human-sys.co.jp/