開発ツール/プラットフォーム 開発ツール/プラットフォーム記事一覧へ

[新製品・サービス]

アトラシアン、プロジェクト管理「Jira」にAI駆動開発の新機能、タスクをAIエージェントにアサイン可能に

2026年7月22日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アトラシアンは2026年7月22日、プロジェクト管理ツール「Jira」にソフトウェア開発機能群を追加したと発表した。作業タスクの担当者として、人間だけでなくソフトウェア開発AIエージェント(Jira標準のAIエージェントや、Claude CodeやGitHub Copilotなどの外部AIエージェント)を指定できるようにした。

 アトラシアンの「Jira」は、タスクの登録・追跡・進捗共有を1つの画面で行えるプロジェクト管理ツールである。最近のアップデートでは、ワークアイテム画面からソフトウェア開発AIエージェント「Jira Coding Agent」(Rovo DevのJiraを統合)を起動し、コード生成からプルリクエスト作成までを一連の流れとして実行可能にしている(関連記事アトラシアン、ソフトウェア開発者向けAIエージェント「Rovo Dev」をJira上で直接利用可能に)。

 今回、作業タスクの割り当て先として、人間だけでなくソフトウェア開発AIエージェント(Jira Coding Agent、Claude Code、Cursor、GitHub Copilotなど)を指定できるようにした(画面1)。AIエージェントに作業をアサインすると、AIエージェントはレビュー可能なプルリクエストを返す。

画面1:作業タスクの担当者としてソフトウェア開発AIエージェントを割り当てられるようにした(出典:アトラシアン)
拡大画像表示

 バグ修正や脆弱性対応、テスト生成、ドキュメント更新などの定型作業は、人間が明示的にアサインしなくても、ルールに基づいてAIエージェントへと自動で振り分ける。どのAIエージェントが行き詰まり、何がレビュー待ちで、何が完了したかを1つのビューで把握する機能も持つ。

 合わせて、計画立案フェーズに向けた機能を追加している。コードベースやJira、ナレッジ管理ツール「Confluence」などの履歴を基に技術仕様書を生成する。仕様書から作業項目を洗い出し(画面2)、Jiraに追加して担当者を割り当てられる。

 ほかには、Slackの会話をJiraの作業アイテムに変換する機能、画面録画ツール「Loom」と連携して画面録画と音声の指示をエージェント向けの指示に変換する機能が加わった。

画面2:技術仕様書を自動生成し、仕様書から作業項目を洗い出した画面の例(出典:アトラシアン)
拡大画像表示

 新機能群は、チーム、プロジェクト、作業内容などの関係を表現した共通モデル/ナレッジグラフ「Teamwork Graph」を基盤とする。これにより、Jira/Confluence上の仕様書や意思決定の履歴、コードベースの文脈を周辺知識としてAIエージェントに渡せる(関連記事Teamwork Graph─関係性こそが世界を理解するカギ)。

 アトラシアンの社内検証では、コンテキストを与えないAIエージェントと比べて、Teamwork Graphの知識を与えたAIエージェントは回答精度が44%向上し、トークン消費量が48%減ったという。

関連キーワード

Atlassian / プロジェクト管理 / AIエージェント / Jira / Confluence / ITエンジニア / AI駆動開発

関連記事

トピックス

[Sponsored]

アトラシアン、プロジェクト管理「Jira」にAI駆動開発の新機能、タスクをAIエージェントにアサイン可能にアトラシアンは2026年7月22日、プロジェクト管理ツール「Jira」にソフトウェア開発機能群を追加したと発表した。作業タスクの担当者として、人間だけでなくソフトウェア開発AIエージェント(Jira標準のAIエージェントや、Claude CodeやGitHub Copilotなどの外部AIエージェント)を指定できるようにした。

PAGE TOP