[インタビュー]

専門家に師事することが、データ分析官を育成する一番の近道

2013年6月27日(木)緒方 啓吾(IT Leaders編集部)

データサイエンティスト協会の設立や、データ分析に関する勉強会を開催するなど、同テーマで情報発信を続ける、アイアナリシスの代表・倉橋一成氏に同分野の活況について聞いた。

iAnalysis(アイアナリシス)合同会社
倉橋一成 代表・最高解析責任者(CAO) 

―データ分析に注目が集まっています。なぜだと思いますか?

 以前よりも、分析の効果を実感しやすくなったのが大きいと思います。例えば、商品をレコメンドするアルゴリズムを変えたら、売り上げが数%上がったなどという話はよく聞きます。成果が見えるようになると、分析のモチベーションも高まります。

 逆に言えば、これまでは、分析の成果が見えにくかった。例えば、私たちは、お客さんからマーケティングに関するデータを預かって、分析結果をレポートする仕事も手がけていますが、Webサービスなどと比べると、介在する要素が多く、分析の効果がわかりづらい。その分、お客さんの満足を得るのも難しかったのが実情です。

―従来から、製造や流通、エネルギーなどの分野で、計画の最適化を追求するオペレーション・リサーチが実践されてきました。ここでは、統計分析や機械学習が駆使されていますね。

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