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東京ガス、経理・資材業務システムをS/4HANA Cloudで刷新、業務を標準化

導入支援「RISE with SAP」を利用してアドオンを削減

2025年7月14日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三

東京ガス(本社:東京都港区)は、経理業務と資材・物流業務を担う基幹業務システムをクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」で刷新した。同ERPの導入支援サービス「RISE with SAP」を利用し、要件定義から稼働開始まで計画どおり2年で完了させている。SAPジャパンとPwCコンサルティングが2025年7月11日に発表した。

 東京ガスは、デジタル技術を生かした業務プロセスへの変革を推進している。戦略に沿った取り組みとして今回、経理業務と資材・物流業務を担う基幹業務システムを、クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」(画面1)を導入して刷新した。

画面1:クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」の画面例(出典:独SAP)
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 刷新プロジェクトは、SAPジャパンとPwCコンサルティングの支援の下、同ERPの導入支援サービス「RISE with SAP」を利用。業務をERPアプリケーションの標準機能に合わせるFit to Standardのアプローチを基本方針とし、業務拡張や固有要件への対応で複雑化していた業務とITシステムを抜本的に見直し、標準化とスリム化を図っている。

 その結果、従来の大規模システム導入時と比較し、アドオン本数と稼働開始までの期間を削減したほか、組織改編や法制度対応などの将来的な変化に対して柔軟に対応可能なシステムが完成したとしている。

 東京ガスは、クラウドERPを採用したメリットとして、定期的な機能アップデート、SAPが提供するツールによる業務の高度化・効率化を挙げている。

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