[事例ニュース]

三菱UFJ銀行、Salesforceで刷新した新CRMにExcelライクなUIを実装、データ入力を促進

デジタルアダプションツール「RaySheet」を採用

2025年7月11日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三

三菱UFJ銀行(本店:東京都千代田区)は、Salesforceで構築した新CRMシステムの一部に、Excelライクな操作画面に改善した。メシウスが提供する、Salesforceで動作するデジタルアダプション/操作支援ツール「RaySheet」を採用し、データ入力時の操作性を高め、データの蓄積・管理をしやすくしている。メシウスが2025年7月11日に発表した。

 三菱UFJ銀行は2025年4月、セールスフォース・ジャパンの「Salesforce Financial Services Cloud」を導入して行内のCRMを刷新。各拠点の営業担当者を含む約2万6000人が利用している(関連記事三菱UFJ銀行、金融機関向けCRM「Salesforce Financial Services Cloud」を2万6000人で利用)。

 新CRMでは、エンドユーザーの操作性向上を目的に、一部にExcelライクなUIを導入している。その実装手段として、メシウスのデジタルアダプション/操作支援ツール「RaySheet」を採用した。

 RaySheetは、Salesforceで動作するAppExchangeアプリケーションで、Salesforceの画面をExcelライクなUI/ルック&フィールにすることができる。UIの変更により操作性を高めることで、エンドユーザーがデータ入力などCRMを操作する際のストレスを減らし、データの蓄積を促す狙いから取り組んだという(図1)。

図1:SalesforceのビューをExcelのような画面にできるAppExchangeアプリ「RaySheet」の概要(出典:メシウス)
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 三菱UFJ銀行 法人・ウェルスマネジメント企画部 システム企画グループ 上席調査役の武井優氏は、「データ入力の操作性が上がり、データを蓄積しやすくなる。蓄積したデータの活用につなげたい」と期待している。

 RaySheetでは、CRMの項目を表示・編集する機能のほか、条件付き書式によるデータの可視化やExcelに似たフィルタリング機能も提供する。ピボットテーブルのような集計表型の画面を作成したり、作成した表画面をSalesforceの詳細ページなどに埋め込むこともできる。

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