日立ソリューションズは2025年7月14日、SAPシステム監視サービス「Splunk Service Intelligence for SAP Solutions」を同年7月15日から提供すると発表した。システム監視によって性能低下などの異常を検知・通知することで、既存のSAP ERPからSAP S/4HANAへのシステム移行を支援する。
日立ソリューションズの「Splunk Service Intelligence for SAP Solutions」は、「Splunk Platform」を用いたSAP ERPシステムの監視サービスである。監視によって性能低下や障害予兆などを検知・通知することで、既存の「SAP ERP 6.0(ECC 6.0)」から現行の「SAP S/4HANA」への移行を支援する(図1)。
図1:SAPシステム監視サービス「Splunk Service Intelligence for SAP Solutions」の概要(出典:日立ソリューションズ)拡大画像表示
SAP ERPやS/4HANAを含んだシステム全体を、周辺システムやネットワークも含めて移行作業中も監視する。監視は、AIが通常時のシステム稼働状況を学習し、障害となるしきい値を設定したうえで行い、性能低下など障害の予兆となる異常を検知して通知する。システム管理者は、ダッシュボードで異常を検知したプロセスやシステムを特定するなど障害状況の詳細を把握できる。
SAP ERP 6.0のメインストリームサポートが2027年末に終了するのに伴う、S/4HANAへの移行需要を受けて提供する。「後継システムであるS/4HANAへの移行は、オンプレミスからクラウドへの移行となる。移行中や移行後の基幹システムは複雑になり、発生する障害の検知や特定、解決に時間がかかることが課題になっている」(日立ソリューションズ)。
日立ソリューションズ / S/4HANA / Splunk / システム監視 / SAP ERP / クラウド移行 / SAP2027年問題 / ERP
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