NECとBox Japanは2019年7月11日、クラウドコンテンツマネジメント分野での協業に合意したと発表した。NECが自社グループのワークスタイル変革を支えるシステムとしてクラウドコンテンツマネジメント基盤である「Box」を導入した知見を基に、企業の働き方改革や業務の生産性向上を支えるサービスを開発し、両社で提供する。
NECは、Boxの国内最大規模のユーザーである。グローバル情報共有基盤にBoxを採用した。この知見とノウハウを活かしたサービスを、Boxと共同で提供する。特に、NECの顔認証技術を用いたBoxへのログイン機能や、自動応答技術を活用したヘルプデスク機能などを提供する予定である。
両社はさらに、NECが開発している業種・業務に特化したパッケージソフトとBoxのユースケースを組み合わせることによって、ユーザーの働き方に関する課題を解決する製品・サービスを提供する。
NECは、Boxの導入支援や業務システム連携機能の開発などを行うエンジニアを、今後3年間で100人に増員する。